バクテー

2010年の年末...俺様一家は「初めての海外での年越し」 at シンガポールという状態だったのだが、チキンライスとかスチームボート(マレーシア)とかチリクラブとかホッケンミーとか、とにかく色々と食べまくりの旅行だった。

俺様一家の目一杯の我侭に付き合ってもらったT田さんとそのご家族一同には本当に頭が上がらないっす>多謝。

ところで、俺様的に一番インパクトのあった料理、それはバクテーだったりする。

バクテーというのは漢字で「肉骨茶」と書き、スペアリブの醤油スパイス煮みたいなもんなのだが、初めて口にしたときの衝撃は忘れられない...とにかくスパイシーだけどよく煮込まれたスペアリブが最高に旨かった!

で、T田さんにバクテーを自宅でも作れないもんかと尋ねたところ、何種類かバクテーの素が売られていて、それさえあればオッケーということだったので、チャイナタウンの中華食材がなんでもあるデパートで大量に買い込んで個人輸入(^^;)。

ということで、早速自宅でバクテー作りに挑戦だ!

下の画像はバクテーの素...一番安いやつなのだが、T田さん曰くこれが一番旨いとのこと。

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バクテーの素。4袋が1パックで売られている。

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これとニンニクと醤油少々、そしてスペアリブだけでできる。

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これが本体。まわりにスパイシーな香りが漂う。

最初はレシピどおりに作ってみることにしたのだが、材料は以下のとおり

  • 水1.5リットル
  • バクテーの素 一袋
  • ニンニク12切れ
  • 醤油数滴
  • スペアリブ1Kg
  • 35分の時間

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メードインチャイナのニンニク。たっぷり使うべし。

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皮は付いたままで料理するのが本場風。

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スペアリブ。大宮の市場にて格安で購入。

調理といっても、鍋に材料を全部突っ込んで煮るだけという超簡単なもの。

俺様は普通の鍋ではなく圧力釜で煮込んでみたのだが、それだと肉が柔らかくなりすぎなので、普通の鍋でやるのが良いかも。

調理中、台所にバクテーの匂いが充満して、否が応でも期待が高まる(^^;)。

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頑張って煮込み中。早く食べてぇ!

最後に、醤油でちょっとだけアクセントを付けて出来上がり。

早速一口食べてみると...口の中でとろけるスペアリブ...シンガポールで味わったあのスパイシーさが再現できた(^^;)。

こりゃ~ご飯にも合うし、しばらく俺様宅の一番のご馳走になる!と確信した俺様でしたとさ。

ここで、バクテーの具について少々論じてみたい。

バクテーの具って、レシピどおりだとスペアリブ&ニンニクのみなのだが、シンガポールとかマレーシア現地では色々とバラエティ豊かな具が入っている。

たとえば、シイタケとかエノキダケとか油揚げとか玉子とか春雨(マロニーちゃん)とか...どれを入れても確実に旨いと思うので是非とも試してみてくらはい。

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出来上がったバクテー。右奥はバクテーの素。