スピーカー遍歴~その3(社会人初期まで)

その後、ぎりぎり単位を取って卒業し社会人になったが、入社して1年くらい会社の独身寮(埼玉県与野市)に住んでいた。

ここでまたまたスピーカー作りの虫が騒ぎ出し、可処分所得が増加したのと、近所というか都内に東急ハンズという味方が増えたので色々とスピーカーを作った。ハンズで切断してもらった合板を寮の屋上にえっちらおっちらと運び、トンカチと釘と木工用ボンドでせっせと。

結果、6畳間に所狭しとスピーカーが置かれ、朝から晩までお気に入りの音楽が大音量で鳴りまくり、周りの部屋から苦情を受けまくった(^^;)。

この時代に作ったスピーカーは、記憶によると以下のとおり。

  • DB-2 → 10センチフルレンジ使用のダブルバスレフ。大柄だがかなり低域まで再生してくれる。テクニクスのEAS-10F10使用
  • D-101 → ご存知スワン。但しユニットはテクニクスのEAS-10F20を使用。見た目と出てくる音のギャップが最高(^^;)
  • F-2000 → いわゆるネッシーJr.。但しユニットはテクニクスのEAS-20F20+5HH10。6畳間に置いて大音量で鳴らすとこれまた大変(^^;)。轟音というか地響き
  • MX-15 → 後期型の、スピーカー3本で作るマトリクススピーカー。フォステクスのFE87×3本で作成。BGM用に作成したが、ソースが悪いのかアンプが悪いのか、はてまた腕が悪いのか巷で言われているような不思議な音場感は感じられない...耳が悪いのか(^^;)
  • MX-14 → これまた後期型の、スピーカー3本で作るマトリクススピーカー。フォステクスのFE107×3本で作成。MX-15と同じく巷で言われているような不思議な音場感は感じられない...やっぱり耳が悪いのか(^^;)
  • AV-3 → 21型のテレビまで使えるラック兼用のマトリクススピーカー。フォステクスのFE87×6本で作成。わざわざテレビの裏蓋を開けて(内部は高電圧の回路があり非常に危険)スピーカー端子を引っ張り出して接続していた。テレビ内蔵のアンプでもかなりの大音量が出せた。

その後、諸般の事情で川崎市(小杉町)に引っ越すことになり、ネッシーJr.以外は泣く泣く知人に譲った。幸せにな~。

で、この川崎在住の時代に現有のコンポを揃えた。現有のコンポはこちら