オーディオテスト用のCDに挑戦してみよう!!(玉砕編)

自作スピーカーのチェック方法

最近、オーディオ熱というかスピーカー自作熱に浮かされるようになった俺様だけど、設計を含め完全自作でスピーカーを作った場合、そのスピーカーがどのような特性になったのか、非常に知りたかったりする。

ここで、本来であればスペアナとかマイクとかを(内緒で)買ったりするのが俺様の俺様たる所以だったりするが、最近金欠病が慢性化+更に悪化しており、また奥様に○○されるような予感もしたのでなんとか踏みとどまった(^^;)。

では、どうすれば自作スピーカーのチェックができるのか?やっぱりお手軽なのはオーディオテスト用のCDを買って聴いてみることかも。

テストCDのチョイス

オーディオテスト用CDと言っても、それこそ星の数ほどある。純粋なチェックのための、各種信号しか入っていないやつとか、交響曲だけど最後の方に大砲の発射音が入っているやつとかetc。

俺様は正弦波とか聴くのは嫌なので、普通の音楽っぽいCDでテストができるやつを探すことにした。

となると、やはり、長岡鉄男先生の著作の中で事あるごとに触れられている、いわゆる優秀録音盤が参考になるかも。

検討の結果、最終的に俺様がチョイスしたのは「脅威のコントラバス・マリンバ」というやつ。1988年のCDで、奏者は高橋美智子氏。

マリンバって、いわゆる木琴だけどコントラバス・マリンバというのは(当時)世界に1台しかない、32.7Hzの低音を出すという代物。これをさくっと再生できるかどうかで、スピーカーの低音再生能力を試すことができる。

オルガンの重低音とは違い、ハイスピードで突き抜けるような超低音...かなり厄介かも。

しかもスピーカーだけではなくて、ついでにCDプレイヤーとかアンプの実力も試されるっぽい。ま、アンプはSONYのアレなので大丈夫かと思うけど、CDプレイヤーは安物のメディアプレイヤーだからちと心配。

なお、オークションとかだとかなり高額で取引されているようだけど、俺様は運良くAmazonで1,750円でゲットした。やはり、日頃の行ないだろう...

テストCDの到着

何日か過ぎて、ブツが到着。見た目は、ごくごく普通のCD(当たり前)。

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カラフルな飴玉みたいな、マレット(撥)。

収録されている曲は全部で5曲。いわゆる現代音楽。

  • 響木(きょうぼく)II
  • カバラ
  • みだれ
  • モノローグ
  • カドリール...さすがに全然聴いたことがない(^^;)。
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CDケース背面。コントラバス・マリンバの雄姿が。

テストCDのテスト

まずは、いきなり再生するとやばいことになりそうなので、ヘッドフォンで聴いてみることにした。ヘッドフォンはもちろんBOSEのアレ

...1曲目の「響木II」の冒頭から、今までに聴いたことのないような超低音が頭の中を突き抜ける(^^;)。なんちゅうか、ヘッドフォンなのにマジで風圧を感じる。

...ええ、反省しましたよ...

たかが8センチのスピーカーごときで、「果たしてきちんと低音を再生できるのか?」なんて思っていた俺様が浅はかでした(^^;)。

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「響木II」の冒頭のスペアナに注目。ハイスピードの超低音が響き渡る。

かなりの玉砕感

ということで、チェックというか現有のシステムでの再生はしばらくお預けにした俺様。

再生しても、結果が見え見えなので...というかまともに再生したらスピーカーをぶっ飛ばすこと間違いなしかも。

このハイスピードの超低音を、いつかきちんと再生してやる!!...っていつになることやら(^^;)。