デジカメ用の広角レンズを試してみよう!!
広角レンズとは?
スナップ撮影とかオークション出品用画像撮影に活躍中のDMC-FX7さん。予備バッテリーも買い換えたので大きな不満もなく使いまくっている。
だが、ちょいと前からパナソニックのコンパクトデジカメの売りに、「広角レンズ」というキーワードが多く含まれるようになり、それが他社のコンパクトデジカメにも伝染しているようで。「広角レンズ」って、一体どういうレンズなのかと興味が湧いてきた。
普通、コンパクトデジカメのレンズに関わる性能というか機能というと、「ズーム=望遠レンズ」に気を取られがち。そもそも「ズーム=望遠レンズ」は、遠くにあるものを大きく写すのがその機能だけど、ズームとは別に「目に見えている範囲より広く写す」という機能を持つレンズがあったりするが、それが広角レンズらしい。
そもそも、「広角レンズ」ってどういうやつかというと...
- アナログのフィルムカメラ(除くAPSカメラ)で使われているロールフィルムは、幅が36ミリで高さが24ミリのサイズ。このサイズのフィルムを使うカメラが「35ミリカメラ」と呼ばれている
- 35ミリフィルムを使用するアナログカメラの標準レンズは、焦点距離(レンズの焦点が合う距離=レンズからフィルムまでの距離)が50ミリ。焦点距離が50ミリの時に、人の目と同じ画角(人の目で見ているのと同じ角度(=45度)の画像)が得られるそうで
- しかし、デジタルカメラで使われている、フィルムに相当するイメージセンサー(CCD)は、35ミリフィルムよりサイズが小さいために、焦点距離が50ミリだと画角が狭くなり、望遠レンズのようになってしまう
- で、デジタルカメラの焦点距離は、35ミリカメラのそれに比べて短いのが普通。例えば、俺様の使っているDMC-FX7さんの焦点距離はf=5.8~17.4ミリ(35ミリカメラ換算 35~105ミリ相当)
- つまり、35ミリカメラ換算で焦点距離35ミリなので、これより焦点距離が短いレンズであれば、「広角レンズ」となり、人の目で見ているより広い画角の撮影が可能
...よく解らない(^^;)。「広角レンズ」って「ズーム=望遠レンズ」より面白いのか?...面白いんだろうな、多分。ということで、「広角レンズ」を試してみたいという欲望が思いっきり湧いてきた(^^;)。
しかし、DMC-FX7さんはレンズの交換ができないので、半ばあきらめていた。が、ひょんなことで、コンパクトデジカメ用の「外付け広角レンズ」を発見。それは、「トダ精光」製だったりする。
それは、「デジタルカメラ用マグネット式コンバージョンレンズ」という、マグネットの力でレンズをデジカメ本体に固定してしまうというアイテム。携帯電話用のレンズもあるというのにはびっくり。
で、さっそく通販で注文。今回はセブンイレブンの通販を利用。対応機種は、PanasonicだとDMC-FX9さんのみとなっていたが、調べてみるとDMC-FX7さんでも、また奥様が使っているDMC-FX1さんにも使えることが判明。らっきー。
到着と取り付け
2、3日して、セブンイレブンから到着の連絡が。速攻で受取りに行く。
下の画像がパッケージ。結構小さくてかわいい感じ。
取り付け方法だが、直接デジカメにマグネットでくっつけるわけではなく、デジカメのレンズの部分に金属のリングを貼り付け、そこにレンズがくっつくという仕組み。
具体的な取り付け方法は以下のとおり。とっても簡単だったりする。
レンズは丁度良い強さで金属のリングに張り付いてくれるので、すぐずれてしまうとか、取り外し辛いということはない。
広角の威力
ということで、「広角レンズ」の威力を試すべく、何枚か写真を撮ってみることに。
まずは、会社の屋上から「さいたま新都心」を撮影したもの。
下の画像がノーマルのレンズ。
下の画像が「広角レンズ」を使用したもの。
同じ位置で撮影しているけど、「広角レンズ」を使用している画像の方がワイドに撮れており、遠近感が強調されている...面白いかも。
お次は自宅にて貯金箱を撮影。
下の画像がノーマルのレンズ。
で、下の画像が「広角レンズ」を使用したもの。
これまた同じ位置ていうか、同じ高さから撮っているのにこんなにワイドさが違う。びっくり。
「広角レンズ」を使うことにより、同じ距離でもワイドに撮ることができ、かなりインパクトのある画像がゲットできるかも。集合写真もばっちり撮れるとかメリットは多そう。
こりゃどんどん使わなきゃ(^^;)。