旧友との出会い~Technics 10F10

天袋の奥にある財宝

俺様は、たま~に天袋や押入れの掃除をするのだが、自分でもしっかりと忘れていたアイテムに遭遇することが多々ある。

今回、茶の間の天袋の奥をごそごそとやっていたら、懐かしいスピーカーを発掘した。

それは、大昔Technicsが光り輝いていた時代のスピーカーユニットである、EAS-10F10を使ったスピーカー。

確かエンクロージャは自分で設計した記憶がある。何の変哲も無いスリット形のバスレフ。

非常にコンパクトなバスレフ。

この頃のテクニクスは、ナイスなスピーカーを揃えていた。

試しにアンプにつないで鳴らしてみたが、作成した当時のままの元気の良い音を聞かせてくれた。

...しかし、単なるバスレフというのも芸が無いので、新しいエンクロージャで復活させるべくユニットを取り外した。ユニットのスペックは以下のとおり。

項目スペック値
形式10cmフルレンジ
外形寸法φ121×60.3mm
インピーダンス
fo70Hz
Qo0.49
Mo3.1g
a4.5cm
許容入力50W
出力音圧レベル92dB
再生帯域70~20KHz
マグネット重量283g
マグネットサイズφ80×15mm
総重量815g
バッフル開口φ106mm

とにかくメリハリがあり、エンクロージャは密閉/バスレフ/ダブルバスレフ/BH/共鳴管等々なんでも使えるが、俺様としてはやはりBHあたりを狙いたい。

それまでまた少し休眠してもらうことになるが、必ず復活させてやるので楽しみに待っていてくれ>10F10さんよ。

少しコーン紙が黄ばんでいるが、音は変わらず最高。

許容入力が50Wって、かなり凄いんですけど。