スーパーファミコン用RGBケーブルを修理してみよう!!
さて、これからは俺様が持っている各種RGBケーブルをアレしたりコレしたりするネタをアップしてみる。
第一弾はやはり任天堂っしょということで、スーパーファミコン(以下スーファミ)のRGBケーブルのネタ。
任天堂の据置型ゲーム機の中で、正式にRGB出力をサポートしていたのはスーファミのみだったりするのだが、専用のRGBケーブルは、ある確率(10分の1とか?)で内蔵されているカップリング用の電解コンデンサが腐っているという噂がある。
それならば、俺様の持っているRGBケーブルはどうなのよ?と押入れから引っ張り出してきた...未使用新品のやつを。
こういったゲーム機専用のRGBケーブルの場合、信号が通らないピンは省略されている場合が多い...ご多分に漏れずこのケーブルも必要最低限のピンしか出ていないので、欠陥品とか騒がないように。
で、早速このRGBケーブルでスーファミのゲームを遊んでみたが...色合いがかなり変かも...明らかにコンデンサ周りがまずい状態になっているっぽい。
それでは、早速RGBケーブルのプラグを分解してみることに...しかしこのプラグは滅茶苦茶分解が大変かも → 何が大変かって、プラグを固定しているキャップ?を取り外すのが。
このRGBケーブルの電解コンデンサは、基板に取り付けられた状態でプラグに格納されているのだが、その基板をよく見てみると...腐食しているようにしか見えない...。
やはり、電解コンデンサの液漏れにより基板が腐食している...あわてて電解コンデンサを取り外した。
しかし...半田ごてを当てた時の何ともいえない刺激臭...マジでむかつく(^^;)。
3本の電解コンデンサを取り外したあとにアルコールで基板全体を清掃し、漏れてこびり付いた電解液を完全に除去してからフラックスを塗って乾燥させる。
パターンまで腐っていると非常に厄介なのだが、今回はパターンが剥がれただけで済んだ>十分なダメージだ(^^;)。
最後に、新品の電解コンデンサ(6.3V220μF、小型タイプ)を半田付けしてプラグを元通りに組み立て直してやる。
それでは、と再度ゲームを遊んでみると...本来の色合いがばっちりと再現されていい感じかも。
ちなみに、スーファミ用のRGBケーブルはもう1本持っているのだが、そちらは全然オッケーだった。
...しっかし、未使用でも経年劣化で簡単に腐るような電解コンデンサを使っているってぇのはどうなのよ>任天堂。
もし発色がおかしいようだったら、というかまともに映っているように見えても速攻で電解コンデンサの状態を確認するのが吉だと思った俺様でしたとさ。