セガサターン用RGBケーブルを改造してみよう!!

さて、第二弾はセガサターンのネタ。

セガサターンはデフォルトでRGB出力に対応しており、純正のRGBケーブルも用意されているのだけれど、実はとんでもない仕様になっているとのこと。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/saturn_rgb01.jpg

セガサターン純正のRGBケーブル。

そのとんでもない仕様とは...初期の純正RGBケーブルはGNDが21ピンフレームに「しか」繋がっていないというもの。

本来であれば、左右の音声+RGB各色+CSync信号のそれぞれにGNDが対応しているはずなのだが、GNDが21ピン(外周の金属フレーム)にしか繋がっていないということは、余計なノイズを拾いまくるであろうことは明白。

実際問題、手持ちのセガサターン用RGBケーブルを接続してみたところ、音声ノイズが乗るわ、映像も何か変だわと最低の状態。

これはやはり、きっちりと喝入れをする必要があると思った俺様、早速改造に着手することにした。

では、まず現状把握から。

純正RGBケーブルのコネクタをよく見てみると、全部で8本のピンがある...どんな信号が来ているのかというと、

  • 1ピン → Audio out Left
  • 5ピン → Audio out Right
  • 9ピン → CSync Out
  • 11ピン → AV control
  • 15ピン → Red
  • 16ピン → Ys in
  • 19ピン → Green
  • 20ピン → Blue
  • 21ピン → GND

本来であれば、上記の信号に対応して3ピン(Audio GND)、7ピン(CSync GND)、13ピン(Red GND)、(14ピン(Ym,Ys GND))、17ピン(Green GND)、18ピン(Blue GND)のそれぞれがGNDに接続されていなければならない。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/saturn_rgb02.jpg

ピンが異様に少ないような気がする...。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/saturn_rgb03.jpg

GNDが全く接続されていない。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/saturn_rgb04.jpg

唯一接続されているGNDが、この21ピンのみ。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/saturn_rgb05.jpg

マジでこれは欠陥品だろう(^^;)。

ということで、改造の主旨としては、GNDのピンを追加してやるということだけだったりするが、どのように不足しているピンを調達するのか?というのが一番の問題かも。

...結局、手持ちのRGB21ピンコネクタ(オス)を使って配線し直すことにした。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/saturn_rgb06.jpg

これがオリジナルのピン、改めて...足りねぇ(^^;)。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/saturn_rgb07.jpg

これが普通のコネクタのピン。

あとはオリジナルのコネクタのピンに繋がっているケーブルをニッパでぶった切って、新しいコネクタのピンに半田付けし直しし、かつGNDのピン同士を半田付けしていく。

あとは念のため配線を確認し、コネクタのケースを組み立て直すだけと超簡単。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/saturn_rgb08.jpg

左側がオリジナルで、右側が新しいコネクタ。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/saturn_rgb09.jpg

配線もれがないかどうかちゃんと確認すべし。

いよいよ動作確認...サターンの電源スイッチを入れると...鮮明な映像が目に飛び込んできた。

音声もきちんと出力されており、変なノイズも乗らない...大成功!

ところで、余ったオリジナルのコネクタをどうするか考えてみた俺様だが、そういえばもう一本純正のRGBケーブルがあるということに気付いた。

...それならば、余っているコネクタのピンを抜いて、もう一つのコネクタとニコイチしてしまえば良いのでは?と思った俺様、次にニコイチに着手。

コネクタからピンを抜くのがかなり面倒だったが、その後抜いたピンに付いていたケーブルの残骸(ニッパでぶった切った残り)を取り除き、新しいコネクタのGNDの位置に差し込んでからGNDのピンのみケーブルを半田付けといった手順。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/saturn_rgb10.jpg

ピンを抜き終わった状態。ケーブルの残骸も処理する。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/saturn_rgb11.jpg

GNDが必要な箇所にピンを差し込む。

これにて、2組のRGBケーブルの改造が完了...どちらも本来あるべき位置にGNDのピンがあり、正常な動作を確認できた。

...しっかし、こういう手抜き?とかやっていちゃ駄目だろうが!とセガの設計陣を小一時間問い詰めたくなった俺様だったが、まぁ今回は勘弁しといてやるか(^^;)。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/saturn_rgb12.jpg

このピンの数が本来あるべき数のはず。