プラグ&プレイシリーズ(セガ)をいじり倒そう!

最後の大物?

プラグ&プレイシリーズの紹介もナムコタイトーカプコンコナミとやっているが、何か一つメジャーなところを忘れているような気がする...

...あれですよ、セガですよ、奥さん。しっかりと忘れていましたな。

セガの場合、プラグ&プレイシリーズといっても、サードパーティやパチモンではなくセガ自身がプロデュースしている。その名も、「メガドライブ プレイTV」。

この「メガドライブ プレイTV」は、相当昔に大宮のソフマップで叩き売りされていたやつをゲットした記憶がある。その後派生商品(プレイTV2とか、プレイTV3とか)も出ているようだが、ほとんど見かけたことがない。

概要

まずはパッケージから。青いソニックが人差し指を立てており、6種類のアメリカ市場向けジェネシス版のゲームを遊ぶことができ、以下のような注意書きがある。

  • 2Pへの拡張性はありません
  • メガドライブのカセットは使えません
  • セーブ機能はございません

なぜセーブ機能のところだけ「ありません」ではなく「ございません」という表現なのか突っ込みたくなるが、取り敢えず。

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あのメガドライブの名作ゲームたちがよみがえる!!

内容

内容物は...「メガドライブ プレイTV」本体と取説のみ。至ってシンプルかも。

コントローラに比べ、本体はかなり小さい。で、コントローラのデザイン自体はメガドライブの3Pパッドとほぼ同じ(スタートボタンの位置が違うけど)。

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往年のメガドライブ用パッドに形状がそっくり。

で、お約束というか恒例のバラシだけど、あんまり特筆すべきところはなかったりする。部品はぎっしりと詰まっていてたいしたもんだとは思うが。

最初からACアダプタ(6V)用のジャックも内蔵されており、加工するところがないのが多少残念かも。

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本体の内部。高密度であり完成度が高いかも。

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コントローラ内部。本体に比べて造りが雑かも。

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コントローラの裏側というか接点側。黒丸が重要っぽい。

内蔵されているゲームたち

冒頭で、6種類のアメリカ市場向けジャネシス版のゲームを内蔵していると書いたが、そのゲームは以下の通り。

  • ソニック・ザ・ヘッジホッグ → ’91年7月26日発売のアクションゲーム
  • ゴールデンアックス → ’89年12月23日発売のアクションゲーム
  • 獣王記 → ’88年11月27日発売のアクションゲーム
  • フリッキー → ’84年5月アーケードのアクションゲーム
  • ぷよぷよ → ’92年12月18日発売のパズルゲーム
  • カメレオンキッド → ’92年5月29日発売のアクションゲーム

アメリカ市場向けだけあってタイトルも英語表記となっている。特に「ぷよぷよ」は、「DR.ROBOTNIK’S MEAN BEAN MACHINE」と、絶対ぷよぷよと判らないようなタイトルが付けられている

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メニュー画面。やっぱりアメリカーンなデザイン。

では、それぞれのゲームをプチ紹介。

下の画像がお馴染みのソニック。

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アメリカでセガといえばソニック、ソニックといえばセガ。

で、下の画像がゴールデンアックス。特に説明不要。

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おっさんが頑張って斧を振りまくるゲーム。

下の画像がカメレオンキッド。

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なんとなく、スーマリテイストがあふれているような気が。

で、下の画像が獣王記。これまた特に説明不要。

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パンチを浴びせろ!ゾンビをぶっ倒せ!

お次は、ぷよぷよ。このゲームだけ日本版とはかなり様相が異なっており、ソニックに登場するDr.エッグマンにキャラクターを変更し、シナリオモードのストーリーや会話を新規に作り直している。

よって、「アルル」とか「スケルトンT」とか「ナスグレイブ」とか「マミー」とか「ドラコケンタウロス」とか「すけとうだら」とか「スキヤポデス」とか「ハーピー」とか「さそりまん」とか「パノッティ」とか「ゾンビ」とか「ウィッチ」とか「ぞう大魔王」とか「シェゾ・ウィグィィ」とか「ミノタウロス」とか「ルルー」とか「サタン」は出てこないのが残念。変なロボットばっか出てくる。

ゲーム自体は全く普通のぷよぷよなんだけど。

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このタイトルから、ぷよぷよを想像できるやつはいないと思う。

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コント?のシーン。英語なんで訳がわからない(^^;)。

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ゲーム自体は全く普通のぷよぷよ。連鎖だ!!

最後は、フリッキー。なんとなくマッピーっぽいゲームだなと改めて思ったり(^^;)。

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マッピーがリリースされてから1年後に登場(^^;)。

ということで、アメリカ市場向けということもありメッセージが全て英語というのが若干アレだけど、それなりに歯ごたえのあるゲームが内蔵されているので、セガマニアだけではなく一般ピープルというかゲームマニアにもお勧めかも。