懐しのオリンピックゲームで遊んでみよう!!
懐かしさ炸裂なアレ
某日、例によって近所のハードオフのジャンクコーナーでがらくたを漁っていた俺様だが、ふとあるゲームが目に付いた。
...このコントローラを見て、物差しとかを連想したら、もう貴方は立派なおっさんだ(^^;)。

このコントローラ、ファミコン世代には涙もんかも。
- 見るからに、ファミコン時代のコナミ謹製のオリンピックゲームのパクリっぽい?
- 遊べるのは100メートル競走、競泳、槍投げ、走り幅跳びの4種類らしい
- プラグ&プレイで、テレビにつないで即遊べるっぽい
ま、今年は北京オリンピックもあるし、WiiSportsとも違った味わいの元祖オリンピックゲーム(のパクリっぷり)を堪能してみるかと、性懲りもなくゲットだ!!
構造解析
パッケージの裏側に、気になる記載が。「オキシライド乾電池は使わないでください」とある。少しでも高い電圧を加えると、すぐにぶっ壊れるということだろうか。

充電式もだめ、オキシライドもだめと注文が多い。
箱を開けると、シンプルというか、無愛想なデザインのコントローラが2個入っている。やはりこの手のゲームは二人プレイができないと片手落ちということだろう。パクリといっても、ここいらへんに気を遣っているのは好感が持てる(^^;)。
電源は、1P側コントローラと2P側コントローラの両方に単3電池を2本ずつ入れる。2つに分かれているのは、単に格納スペースがなかったからのようだ。

なんとも素っ気ないデザインのコントローラ×2個。

単3電池を4本使用。電池を入れると蓋がうまく閉まらない。
下の画像が1P側コントローラの内部。お約束の黒丸が4つ見える。配線は結構雑かも。

まぁ、割とシンプルな作りの基板。配線は雑というか適当。

ボタンは2個あり、横に電源スイッチとリセットスイッチがある。
こちらの画像は2P側コントローラの内部。電池ボックスとボタンの配線しかないという、極めてシンプルな構造。

マジでなんにもない。シンプルすぎる構造かも。

ボタンは1P側と全く同じ構造かも。
下が取扱説明書。非常に解りやすいが、あんまり普通の取説なので逆に残念かも。

全くウケ狙いに走っていない、至極真っ当な取説。つまんないの(^^;)。
実際の遊戯感
テレビにつないで電源を入れると、オリンピック関連のゲームでは永遠の定番ともいえるヴァンゲリスの「炎のランナー」のテーマ曲がバックに流れる...オリンピックゲームをやっているという実感が込み上げる(^^;)。

「ちゃんちゃらーららーん」とお馴染みのメロディが。
競技種目を選んで、プレイする人数と難易度を選んでゲームスタート。
- 一人プレイ(Easy)
- 一人プレイ(Hard)
- 二人プレイ(Easy)
- 二人プレイ(Hard)のいずれかとなる
それぞれのゲームは、懐かしのコナミのアレと全く同じように遊べる。が...決定的に違う点が一つだけある。
それは、AおよびBのそれぞれのボタンが、無茶苦茶固いということ(^^;)。ていうか、連打を続けていると確実に腱鞘炎になりそうな雰囲気だったりする。
これでは世界記録が狙えないではないかと、試しにボタンについていたスプリングを取り去ってみたが、固さは全く変わらない。ということで、高記録達成のためのマル秘アイテムである物差しも満足に使えない。
...すっげぇ悲しい。

100mダッシュ。予選突破が14秒って...

槍投げ。投げるときや投げた後に叫ぶ必要はない。
ゲーム自体の出来は上々なのに、ボタンのせいで楽しめないのはとても理不尽だと思った。ので、いつか改造してやると心に誓った俺様でしたとさ(^^;)。

競泳。100mダッシュと同様に、ひたすら連打が必要。

幅跳び。飛んだ時の角度決めが激ムズ。