アメリカぷち旅行記(その4)
ネタのアラカルト
昨年末(2007年12月)、米国に出張した際のネタを今頃アップしたりする俺様。
とっととアップすりゃ良かったんだけど、何となくずるずると引っ張っちまった...反省。
今回は、ネタごとにジャンル分け。
移動手段
まずは飛行機のネタ。
窓から見ていると、刻々と風景が移り変わっていって非常に面白い。北米路線の夕方発だとすぐに暗くなり、窓も閉めてしまうけど。

離陸直後の千葉県上空。

北米大陸。雪がちらほら見える。
着陸し、ゲートに到着すると、連結用の車両(?)がするすると接近してくる。

こやつがにゅーっと伸びてくる。

この便で来ました。ご苦労様でした。
空港のシステムには、お約束でWindowsが使われているようで。しかし、たまに危険(?)なメッセージとかを見掛けるんですが(^^;)。

遅延書き込みに失敗したとのメッセージ。大丈夫か?

スクリーンセーバーは無効にしておけ!と思った。
最後に。パスポートに紫外線を当てると、特殊なインクで印刷されたパスポート写真と同じ画像が出現する。ということをイミグレのおばさんに教えてもらった。
仕組みとしては、ディズニーランドとかディズニーシーのハンドスタンプ(再入園スタンプ)みたいな感じ?しかしこれって、企業秘密じゃないの?(^^;)

普通は気付かないであろう偽造防止の細工。
かわいそうなやつ?
アメリカで、観光名所とかにはお約束のように置かれている記念コインの作製マシーン。「ペニープレス」とか「ペニープレッサー」とか「ペニークラッシャー」とか「ペニースーベニア」と呼ばれているそうで。
51セント(25セント×2枚+1セント)のコインを投入して、ハンドルをぐるぐる回していると、何パターンからか選ばれたデザインが刻印された1セントコインが出てくる。コインを潰すなんて、すっげぇアメリカっぽい感じかも。

これが、ペニープレス。観光地の定番。

今回は、音楽の街モータウンのデザインでした。やったね。
食事~成田空港編
イミグレに入る前の(日本での)最後の食事を何にするかというのは、俺様的には結構重要だったりする。
しかし、成田空港内の食事は「高くてまずくて遅い」という3拍子が揃った店が殆どであり、いつもあまり気乗りがしなかったのが現実。
ところが、成田空港第一ターミナル5Fで、らあめん花月嵐を発見。以前は普通の定食屋だったはずだが、いつの間にできたんだろうか?
速攻で「ニンニクげんこつラーメンブラック」を注文し、食べる...いつもの花月の味で、かなり満足。
ところで、この店の住所は「千葉県成田市三里塚字御料牧場1番1 成田国際空港第1旅客ターミナル中央ビル新館5F」とある。元々牧場だったらしい。

やはり日本での最後の食事はラーメンが相応しい。

定番のアレのブラック版。黒胡椒が効いている。
食事~ケンタッキー編
ケンタッキーでは、バーズタウンに滞在した。バーズタウンのバーズは人の名前であり、鳥ではなかったりする。
バーズタウンで有名なのは、フォスターの住んでいた家とか周辺にあるバーボンの蒸留所とか。
昼食を、「BJ’s」というレストランで。
お約束でハンバーガーにはポテトが付いてくる。ポテトチップスだったりフレンチフライだったり。味はなかなかだが、とにかくボリュームがすごい。

ランチのハンバーガーセット。ポテトチップスだけで満腹。
夕食を、「HomeMade Pizza」というピザハウス(チェーン店)で。
こちらのビールのつまみは、チキンウィング(鳥の手羽元の唐揚げ)がお約束だったりする。
で、ピザの大きいこと大きいこと。日本人同士だったら、絶対持て余すかも。

チキンウィング。ホット(辛いやつ)もあり。

ピザ。具もてんこ盛りでとにかくボリュームあり。
こちらで食べるパスタは、日本のパスタと違い大味だったりする。いわゆるアルフレッドというクリームソースが一般的?

アルフレッドのパスタ。これまたボリュームたっぷり。

まるで長靴のようなジョッキ。
夕食を、「MayWood」(ゴルフ場)の中のレストランで。
ビールのつまみにはメキシカーンな料理も非常に合う。トルティーヤとホットチキンウィング、これだけでお腹一杯。

山盛りのトルティーヤチップスに山盛りのチーズ。

ホットチキンウィング。辛くてビールが進む進む。
散々飲み食いしても、締めはステーキ(^^;)。俺様はNYストリップステーキをチョイス。

俺様が食べたNYストリップ。リブアイとかも絶品。

ポテトにチーズをかけて焼いたやつ。
ハンバーガーといっても、野菜もたっぷりで割りとヘルシー。人目を気にせずがぶりとやるのがお薦め。

手作り感満載のハンバーガー。
昼食を、ルイビルの空港内のグリルで。
食べたのは、チキンバーガー。これを平らげて飛行機に乗る。

俺様が食べたチキンバーガー。ポテトがすごい。

こちらはツナ(だったか?)サンド。
食事~デトロイト編
昼食を、ホテルのそばの「HoneyTree」というレストランで。
まずは、ミネストローネスープを頼んだけど、おまけに付いてきたパンを食べただけでお腹一杯に(^^;)。
で、懲りずにアルフレッドチキンパスタを頼んだら、これまたてんこ盛り...午後はホテルでずっとぶっ倒れていた(^^;)。

ミネストローネスープ。後ろのパンが曲者(^^;)。

アルフレッドチキンパスタ。濃厚なお味。
夕食を、「J Alexander’s」というレストランで。
かなり有名なステーキハウスっぽい。
ここで食べたソフトローストリブが、もう絶品!!本当は醤油で食べたかったけど(^^;)。

柔らかくてジューシーなお肉...最高っす!
夕食を、「Shangri-la」という中華レストランで。
デトロイトでは有名な中華レストランっぽい。
俺様には少し薄味だったけど、全てそれなりにいけましたとさ。

酸っぱくて、辛いスープの酸辣湯。

おなじみの餃子。こちらの餃子は蒸すのがお約束。

エビの炒め物。プリプリしていて美味。

豚肉の野菜炒め。とてもダイナミック。

鳥唐揚げの甘酢ソース。俺様には少し甘過ぎ。

締め(?)のラーメン。麺がすごく太くてうどんみたいだった。
昼食を、「Bravo!」というイタリアンレストランで。
チキンパスタを注文。
いい感じでローストされた鶏肉が乗っており、とても柔らかかった。パスタ自体は非常に細くて素麺みたい。

チキンパスタ。チーズもうまかった。
食事~ロサンゼルス編
ロサンゼルス(トーランス)にある日本人向けスーパーであるミツワマーケットプレイス(元ヤオハン)だけど、日本食の食材があらかた揃っている。
しかし、ナメコは高過ぎのような気がした。日本だと100円くらいのやつが$4.95とは...

味噌汁のお友達、ナメコ。ロスではかなり高級食材かも。
夕食を、セイコウエン(清香園?)という焼肉屋で。
ここが久々に大ヒットの店だった。お値段そこそこで、ボリュームも半端でなくありまくり。肝心の味も最高。
まずは前菜はナムルとキムチ。これだけでもかなりビールが進む。

ナムルというかモヤシ。あっさり目の味付け。

キムチ3種盛。それぞれがとてもうまい。
肉は、タン塩とカルビと骨付きカルビとロースとハラミとレバーとホルモン。
肉を軽くあぶる程度に焼いて、サンチュに乗っけて辛味噌をつけて巻いて、かじりつく...もっ最高!!

サンチュのセット。辛味噌が非常にいい感じ。

タン塩。日本だと同じ人数で枚数が半分かも(^^;)。
あと非常に気に入ったのが、ニンニクをごま油で揚げたやつ。鉄板の片隅で、ごま油を加熱してその中に生のニンニクを入れてしばらくすると、いい感じで揚げニンニクのできあがり。
これがまた臭みもなく、ほくほくしてとても美味しい。

カルビ+骨付きカルビ+ロース+ハラミのカルテット。

端っこで調理中のニンニク。これまた絶品。
とにかく、焼肉好きの人には絶対お薦めということで。

手前がレバーで奥がホルモン。みんな美味しい。
朝食を、ホテルのレストランで。
あまりメニューの中身を読まずに注文したら...ステーキが出てきた(^^;)。しかも目玉焼きが2個付いている。
こんなの、ローカルの人間だって朝から食うやついないだろう、多分。

起きがけで頭がよく回らない状態で注文すると...

ごらんのようなディナーみたいなやつが出てきました(^^;)。
ショッピングモール
グランドラピッズという街中にあるショッピングモールで、メリーゴーランドを発見。この手のモールの中には、お約束のようにメリーゴーランドが設置されていて子供達が乗って遊んでいる。
また、米国中西部でメジャーなスーパーであるMeijer(メイヤー)にも寄ってみた。夕方ということもありかなりの混雑。

大人も子供も楽しそうに遊んでいる。ごく日常的な風景。

とにかく大量に購入し、大量に消費する。
ホテルでのインターネット環境
米国のメジャーなホテルは、もうほとんどがワイヤレスインターネットな通信環境になっているっぽい。LANケーブルが置いてある部屋も見かけないし、モデムは完全に絶滅状態かも。
通信速度は大概が11Mbpsであり、トラフィックもかなり混雑していて遅いけれど使えないよりはましといったところ。
まずは、チェックインの際にロビーでIDとパスワードをもらう。で、部屋でブラウザを立ち上げるとログイン画面が表示されIDとパスワードを要求されるので、もらったIDとパスワードを入力してやると通信が可能となる。

このホテルは別にIDとかパスワードの入力を要求してこない。「了解」をクリックすると...
基本的にインターネットの通信料金は宿泊代に含まれており、使い放題のはずだけど念のため料金体系は確認しておいた方が吉。あとでとんでもないことにならないように(^^;)。

この画面が出たら、あとは使い放題。でも通信速度はかなり遅め。
ホテル暮らし
出張中は、ホテルに滞在することになるが一番厄介なのは朝食と洗濯だったりする。
普通のホテルは、日本人の食生活とか好物は一切配慮しないので、典型的にアメリカーンなブレックファストが毎朝お出迎え。
最初の数日間はまぁまぁいけるかなと思っていても、すぐに飽きてしまう。
そんなとき、炊き立てのご飯とインスタントの味噌汁があるだけでとっても幸せな気分になれる。
で、いわゆる猫飯(ねこまんま)にして食べるのが最高。なぜならば、とっても水分の足りない硬いご飯なんで。

飲み物のカウンター。ジュースとコーヒーは常備されている。

右奥に立っている円筒がシリアルの容器。
たとえ食欲がなくても、果物はなるべく食べるようにしている。特にバナナは。

果物&デザートコーナー。バナナは必需品。

ある程度日本人がいないと出てこないメニュー。
あと、ホテルの設備は結構な確率で壊れているか、修理中の場合が多い。
俺様が滞在したホテルでは、エレベーターの階数指定のボタンが丸ごと取れていた(^^;)。4階で降りたい人はどうしたんだろうか。

よく見てみると、ボタンが取れている...

しかし、夕方にはちゃんと直っていましたとさ。
2週間程度の出張の場合、俺様はスーツケースのスペースの問題により衣類は1週間程度分しか持っていかない。
そうなると当然下着とかワイシャツが足りなくなるが、コインランドリーが付いていないホテルも結構あったりする。その場合の選択肢はというと、
- 下着類は自分で風呂場で洗う
- 駐在員宅の洗濯機や乾燥機を借りて洗濯する(^^;)
- 近くのコインランドリーのあるホテルを探して宿泊客の振りをしてコインランドリーを使う(^^;)
- ホテルのランドリーサービスを使う
とか色々ある。
俺様は基本的にシャツはホテルのランドリーサービスを使い、その他はコインランドリーで洗濯をすることにしている。コインランドリーの方が圧倒的に安いので。
洗剤もお安くはないので、日本から持ち込むのがベターかも。

一見、普通の自動販売機だが...

洗剤が一緒に売られている...
あと、乾燥機に洗濯物を入れてスイッチを入れる前に、必ずドアの手前にあるエアフィルタのホコリというか綿ゴミを取るべし。

言うまでもなくトップシェアの洗剤。

一体型のコインランドリー。
寂しげなリトル・トーキョー
夜、時間が少しあったのでロサンゼルスのダウンタウンはリトル・トーキョーに連れて行ってもらった。
昔はかなり賑わっていたようだけど、再開発の波+韓国とか中国勢力の増大もろもろの事情によりパワーダウンしているっぽい。

杉原千畝氏の像。なんでロスにある?

ここいらへんは、日本といってもおかしくはないかも。
あまり時間もなく、ぐるっと見て回るだけだったけど、微妙にアジアンテイストが混ざっているような感じ。

ここらへんは、何となく中華っぽい雰囲気。

ちゃんと世界の「KOBAN」もありまっせ。
あと、日系人初の宇宙飛行士であり、スペースシャトルのチャレンジャー号の爆発事故で亡くなったエリソン・ショージ・オニヅカさんの功績を称えて名付けられた「オニヅカストリート」という通りにも行ってみた。

オニヅカ氏のレリーフ。ここの英雄。

スペースシャトルのミニチュア。
年末といえば...
クリスマスということで、各地で見付けたクリスマスツリーのご紹介。
左側は、成田空港のジャンボツリー。クリスマスの風物詩。右側は、ノースウェストのラウンジの中のツリー。

ひときわ高くて目立つツリー。

何となく雪が降り積もっているように見える。
左側は、ケンタッキーのホテルの中のツリー。右側は、デトロイトの空港内のツリー。

リボンがかなり綺麗だったりする。

手荷物受取所にあるツリー。あまり見ている余裕ないかも。
左側は、デトロイトのホテルの中のツリー。右側は、ロサンゼルスのホテルの中のツリー。

シンプル&オーソドックスの極み。

下の箱の中には、一体何が?
最後は、ロサンゼルスのノースウェストのラウンジの中のツリー。

こんなにあったかい所にもツリーが(^^;)。
ということで、どこがプチ旅行記やねん!!というお叱りを受けそうなボリュームでした...失礼!!