ProLiant ML115の内蔵ファン交換
ML115のG1が内蔵しているファンは、電源ユニットファン・ケースファン・CPUファンの3個。
俺様がパワーアップの参考にしているサイトである「hp鯖-ProLiant-ML115(格安Server) 」によると、一番うるさいのがケースファンであり、通電後初回始動時は爆音を撒き散らしてくれるということ。
確かに、電源投入時はファンの回転数がMAXまで上がり、(設置場所がお茶の間とはいえ)非常にうるさいので交換をすることにした。
で、ケースファンだけではなくついでにCPUファンも交換し、更にはチップセットのヒートシンクまで交換してしまうことにした。
参考にしたサイトは「hp鯖-ProLiant-ML115(格安Server) 」の中の「騒音&冷却対策」。
まずはケースファンから。
オリジナルは「Delta 9cm/4PIN/PWM <AFC0912DF 92x92x32mm/1.43A>」だが、これを「鎌風2の風92/92x92x25mm/1000~3800rpm±10%/14.0~46.0dBA/18.0~73.6CFM」に交換。
「鎌風2の風92」はファンコンを内蔵しており、季節というか気温によって風量を変更可能。
PC側で自動的に風量を変更することはできなくなるけどある程度の静音化は狙えるかも。
次はCPUファン。
オリジナルは「Delta 8cm/4PIN/PWM <AFB0912VH 95x95x25mm/4200rpm/48.0dBA/77.53CFM/0.60A(ラウンドフレームFAN)」だが、これを「鎌フロゥ8cm超静音 80x80x25mm/1500rpm±10%/14.0dBA/19.0CFM/流体軸受」に交換。
最後に、チップセットのヒートシンク。
オリジナルは非常に小型のやつだが、これを「Ainex HV-3747BL」に交換。
それでは、早速交換に着手。
ML115のサイドパネルは、背面にあるネジをひとつ外すだけで取り外しが可能。
CPUファンはヒートシンクにネジ止めされており、楽勝で取り外しができるっぽい。
折角なんで、シリコングリスを塗り直ししてみた。
ケースファンはそのまま取り替えるだけなんで特にコメントすることはなかったりする。
但しケースファンはマザーボードのコネクタには接続せず、直接パワーサプライから電源を取ることになる。
難儀だったのが、チップセットのヒートシンクの交換。
マザーボードの裏側にアクセスする必要があるので、仕方なくマザーボードを取り外した。
それ以外は特に問題もなく交換完了。
ということで、ファン2個とヒートシンク1個を交換して作業完了。
さて、いよいよ再起動だ!!ということで電源スイッチをポチッとした...が、エラーメッセージが出現。
どうやら、「ケースファンがありませんがな」というワーニングっぽい。
ケースファンは正常に回っているようだが、恐らく回転数とかの状態が正常にマザーボードというかBIOSに伝わっていないのが原因かも。
早速原因究明のために「hp鯖-ProLiant-ML115(格安Server) 」のサイトを確認してみると...ビンゴ。「ファンをコネクタに接続しない、又は回転数を落としすぎるとBIOSでエラーが出る」らしい。
ま、エラーが出てもF1キーを押すか15秒待てばスルーできるということだが、いちいち起動のたびに繰り返すのはかったるいので、対策を講じることにした。
具体的には、オリジナルのケースファンのコネクタと同形状の4ピンコネクタを探して、ケースファンの黄色いリード線の信号を取り出してマザーボードに流してやるだけ。
これにて全ての作業が完了...始動時の爆音は低減できるわ、風量が自在に調節できるわ、良く冷えるわとかなりメリットが大きいかも。
玄人はファンのサイズを大きくしたり、チップセットのヒートシンクにファンを取り付けたり、フロントファンを取り付けたりとやりたい放題(^^;)だが、俺様的にはこのくらいで勘弁してやるかといった感じかも。