ProLiant ML115のCPU交換
一通りのパワーアップ／増設が完了したかと思われたお茶の間マルチメディアパソコンであるML115のG1さんだが、半年近く使っているうちにプチ不満が出てきた俺様だったりする。
それは．．．そのものずばりでCPUパワー。
オリジナルのCPUは「AMD Athlon64 3500+(2.2GHz, 512KB L2, TDP62W, プロセス90nm, Orleansコア)」であり、使い始めはなかなか快適だわいと思っていたのだが、動画のエンコとかやらせるとなんとなくもっさり感が出てきてしまう。
．．．その昔は486をAm5x86-P75に換装したり、PentiumをK6-IIIに換装したりした程度で非常に満足していたのだが．．．慣れって恐ろしいもんですな(^^;)。
オリジナルのCPU。クロックは高速だが何となく遅い感じ。
当然シングルコアなんでCPUは一つだけ表示されている。
で、ここはやはり、禁断のオーバークロックに挑戦か？とも思ったが、あんまり無理をさせてぶっ壊しても悲しいので、お手軽なCPUの換装に挑戦してみることにした。
お手本にしている「hp鯖-ProLiant-ML115(格安Server) 」によると、標準搭載のCPU以外の動作報告としては、
- Athlon64X2、AthlonBEの動作報告あり
- Athlon64X2 BlackEdition (倍率ロック解除モデル)のBIOS上での倍率設定可
- PhenomX4が動作するかは不明
とあるので、どうせだったらデュアルコアであるAthlonX2への換装に挑戦だ！！
早速オークションで色々と捜索してみると、ピンからキリまで色々なCPUが出品されているが、最終的に俺様がゲットしたのは「AMD Athlon 64X2 4200+ 2.2GHz, 512KB×2 L2, TDP65W, プロセス90nm , Windsorコア」。
．．．性能としては正直下から数えた方が早いのだが、なんといってもお安かったので。
ゲットしたデュアルコア。純正クーラー付き。
俺様宅で初めてのデュアルコア。ばんざーい。
早速さくっと換装して電源を入れると、BIOS上は確かにデュアルコアとして認識されている．．．特に問題なく一発で認識されたっぽいので一安心かも。
それからWindowsXPが立ち上がり、新しいデバイス(デュアルコアCPU)の認識がされてから再起動を要求されたので、そのまま再起動。
デュアルコアが認識され、デバイスドライバの組み込みも完了。で、再起動。
再度WindowsXPが立ち上がり、いつもどおりのデスクトップが表示された。
WCPUIDで確認してみると、きっちりと新しいCPUが認識された．．．やったね！！
クロックはオリジナルのCPUと同じ2.2GHzだが、しっかりとデュアルコアになっている。
システムのプロパティおよびタスクマネージャで確認しても確かにデュアルコア(当たり前)。
Athlon64X2 DualCoreという文字が燦然と輝く？
CPU使用率のグラフが2つになっているのがお分かりか？
実際の使用感は．．．とっても快適(^^;)。
とにかく全ての動作がきびきびと軽快になり、動画のエンコの他に複数のタスクを実行しても全く意に介せずサクサクかも。
ということで、せっかく換装できるんならやってしまうのが吉だ！！と思った俺様でしたとさ。
