オーディオプレイヤーを衝動買いしてしまった、おはなし
ハードオフにて
最近(というかかなり以前から)、週末暇があると「ハードオフ巡り」と称してさいたま市内のハードオフでジャンクを漁りまくる俺様。もちろん家族からは大ブーイングなんだけど、やめられない止まらないということで。
で、割りと最近オープンしたハードオフの「さいたま浦和東店」を攻めてみようと、バイクでちんたら乗り付ける。
ジャンクコーナーにはあまり面白いブツがなかったけど、ポータブルオーディオプレイヤーが入っているショウケースをのぞいたら...SONYウォークマンの最新機種である「NW-E026F(4GB)」を発見。これって、今年の3月に発売されたばかりのやつ。
しかも、お値段が8,400円ときたもんだ。定価はオープン価格だが、現行機種とあって安くても12,000円台(通販)のプレイヤー。
...気が付くと、店員さんにショウケースを開けてくれと頼んでいる俺様がいた(^^;)。んでもって、レジで内容物を確認している俺様もいた...毎度あり。
...また衝動買いしちまったよ...どうやって奥様に言い訳するかなっと。

左側が今回ゲットしたNW-E26F。右側は長男の使っているNW-E015。
突然の警告
で、他の買い物(ジャンク品)に紛れ込ませて、我が家へのNW-E026Fの持込に成功。夜中になって家族が寝てからパッケージを開封し、改めて内容物をチェックする。
...欠品もないし、ほとんど新品同様のNW-E026F。なぜ前のオーナーが手放したか理由は不明だが、多分アレだろ、付属の転送ソフトに愛想を付かしたんだろうと勝手に決め付ける。
動作確認のために早速MP3ファイルを転送してみるかと、お茶の間のPCのUSBコネクタに接続したとたんに、異常事態発生。
なんと、プレイヤーの中にウィルスが検知された。「Delf.ETK」という見たことのないやつ。
早速隔離し、ネットで調べてみると...トロイの木馬タイプで、USBメモリ経由で感染するらしい。しかも、リムーバブルメディアの自動再生機能を使って自動的に活動を開始するという厄介なやつ。

プレイヤーに潜んでいたウィルスが検知された。アンチウィルスソフトが効いたのでラッキーかも。
俺様のPCは幸いにもアンチウィルスソフトが感染を防止してくれたけど、自動再生機能のせいで勝手に活動を開始してしまうのは非常によろしくない。
それならば、リムーバブルメディアの自動再生機能を止めてしまえばそういう心配がなくなるということで、調べてみたらこちらに対策があった。
要するに、グループポリシーで自動再生機能をオフにするだけ。

Microsoft 管理コンソールでグループポリシーを開き、システムで自動再生機能のオフを選択。
「自動再生機能をオフにする」ことを「有効」にする必要があり、俺様は全てのドライブ=メディアについて自動再生機能をオフにした。

これで、CD-ROMとかDVDとか外付けHDDとか全ての自動再生機能をオフにする。
...もしかして、前のオーナーがNW-E026Fを手放したのは、このウィルスが原因かも知れない。くわばらくわばら。
ということで、ウィルスを完全に駆除して、楽曲転送ソフトの「NW-E00x Mp3 File Manager」を仕込んで、試しに何曲かMP3ファイルを転送して再生してみる...ばっちりと聴ける。やったね。
「NW-E00x Mp3 File Manager」は、NW-E02シリーズでも問題なく使えるっぽい。ただしアーティスト名が表示されないのはNW-E01シリーズと変わらず。ID3タグはきちんと設定されているはずなので、恐らくソフト側の問題か?
外観とか着せ替えとか
いままで使っていたCreativeの「MuVo N200」と比べてみると、形状はNW-E026Fの方が細長く、iPod Shuffleっぽい。いわゆるチューイングガム形状。

奥がMuVo N200であり、ライターサイズ。
NW-E02シリーズは、「1台で2色の着せかえが楽しめる、スタイリッシュモデル」というのが売りであり、それぞれのカラーにもう一色のパネルとキャップが付属していて着せ替えが可能。
俺様のゲットしたNW-E026Fは、ブラック+シルバーの組み合わせであり、デフォルトはブラックだけどシルバーのほうが何となく高級感があるようなので早速着せ替えしてみた。

同梱されているキャップと(梱包されている)パネル。
パネルの着せ替えは、キャップを取り外した状態でパネルを軽く横にずらずだけ。とっても簡単。

パネルを取り外した無愛想な裸の状態。

シルバーに着せ替えが完了。結構カッコいいかも。
操作に必要なボタン類は前面というかパネル面に配置されており、横にはボリュームとかフォルダ/曲選択とか再生モード選択のボタンが並んでいる。

頻繁に使わないようなボタン類は横に配置されている。
アクセサリ購入
折角だから、ネックストラップでもつけて今風に使おうかと思ったが、SONY純正のストラップは高いし格好悪いしと散々。
で、大宮駅近辺の家電量販店を探し回った結果、携帯電話用のネックストラップで浦和レッズ色のやつがあったので速攻でゲット。ラスタバナナというブランド。

元々携帯電話用なので、クリップは取り外す。

長さも調節できて良い感じ。浦和レッズ色だし。
あと、ボディとかフロントのパネルが割りと傷付きやすいようなので、シリコンケースも購入することにした。例によって純正のケースは高いので、今度はネットで捜索してみた。
結果、ELECOMが出しているシリコンケース&液晶保護フィルムが良さげなので、AMAZONで注文。

非純正だが安くて液晶保護シールもあり。

手前の透明っぽいのが液晶保護シール。
シリコンケースの装着は単にかぶせるだけだが、液晶保護シールを貼るのは少々コツが要るので注意が必要。

シリコンケース装着&液晶保護シール貼付済み。
インナーイヤーステレオヘッドホン購入
ここまできたら、ヘッドフォンにもこだわりたいところ。
NW-E026Fに付属のヘッドフォンは、MDR-EX90SLと同様のハイスペックを誇っているようだが、なんだか使うのが勿体無いような気がしたので(^^;)、市販品を探してみることにした。
前のプレイヤーで使っていたELECOMの安ヘッドフォンは、音はそれなりだが最近ケーブルが断線しかかっているようで、左チャンネルの音が聴こえなくなる場合がある。
L字型プラグの場合、ケーブルにストレスが掛かって断線というのはお約束かも。

以前安かったので購入した。音はそれなり。

この箇所が断線しかかっているっぽい。
どうせ買うのであれば、丈夫で長持ちで音が良くてという条件が重なり、1万円~2万円程度のカナル型ヘッドフォンを探してみることにした。こういうタイプのヘッドフォンは、SHUREとかオーディオテクニカとかブランドがたくさんある。
最初はSHUREのSE210あたりを狙っていたが、価格がそれなりに高いのと、完全に外からの音が遮断されるとバイクに乗っているときとかあまり宜しくないということであえなく落選。
代わりに浮上したのがデノンのAH-C700。2006年発売と古めだが、低域の量感が非常に良いとの評判であり、価格もこなれてきているのでオークションでゲット。

パッケージ外観。オーディオメーカーらしいデザイン?

ヘッドフォンの色はブラック。耳栓みたいな格好。
いわゆるカナル型のヘッドフォンを使うのは初めてだが、前評判どおりに低域の量感がたっぷりで好みの音。タッチノイズも全然気にならなかったし、ケーブルも太くて丈夫そう。しばらくは断線の心配もないか?

プラグ近辺。重厚感のある作りで気に入った。

本体+ストラップ+ヘッドフォン。渋いっス(^^;)。
肝心の音とか
ここまではウィルスやらアクセサリやらヘッドフォンやらということで、肝心の音に触れていなかったが、Creativeの「MuVo N200」と比べて、音は非常にクリア。今まで聴こえなかった音がばっちりと聴こえてくる。
イコライザでわざわざ低域とか高域を持ち上げなくても十分な感じ。もっとも、これはヘッドフォンの差かも知れない。エフェクトはダイナミックノーマライザ(音量レベルの異なる楽曲のレベルを揃えてくれる)のみ使用している。
特筆すべきは再生時間の長さ。フル充電で30時間近く再生可能というのは素晴らしい。本来、俺様は内蔵型充電池採用のプレイヤーは敬遠していたのだが、ここまで持つなら許してやることにした(^^;)。
あと、少々気になったことを一つ。特定のMP3ファイルを再生すると、曲の頭で左チャンネルにかなり耳障りなノイズが入る。どうやらMP3ファイル自身の問題っぽいが、他のDAPでは問題なく再生できているのでどうにかして欲しい>SONY。
ということで、目一杯活躍してもらいまっせ。
補足というか蛇足
長男の使っているNW-E015Fにもシリコンケースを装着してやろうと、純正のシリコンケースをオークションで格安ゲット。
外観はアレだが、傷から保護するためには仕方がないということで。

純正のシリコンケース。殆ど出回っていない。

シリコンケースを装着後のNW-E015F。これで大丈夫。