HP200LXを修理してもらおう!!
限界点
仕事やら趣味やらで、毎日稼動しまくっているHP200LXだが、普通のPDAというかOA機器がそうであるように使えば使うほど故障というか不具合が出てきてしまう。
故障させないためには使わないのが一番だけど、それでは意味がないので軽微な故障というか不具合が出ているのをそのまま騙し騙し使っているユーザーもかなりいるはず。
でも、さすがに限界というものがあったりする。例えば、俺様の使っているHP200LXは、
- スペースバーというかスペースキーの支点が折れてしまい、押しづらくなった(いわゆるキー割れ)
- 液晶蓋のラッチが折れて取れてしまい、蓋が閉まらなくなった
という不具合が出ていた。最初のうちは、「しょーがねぇなー」とそのまま使っていたが、何となくかわいそうになってきて、遂にはあまりの不憫さに我慢ができなくなってしまった。
模索の果て
で、何とか修理してやりたいと思うようになったが、当然自分ではどうにもならない。インターネットでHP200LXユーザーの修理事例とか見てみると、人間技ではないような修理方法ばっかり(^^;)。
本家である日本HPは、とっくの昔にサポートを打ち切っているし、一体全体どうしたら良いのか?
しつこく修理事例を検索していると、何と個人(?)で修理を受け付けてくれているサイトを発見。
そのサイトは、「矢澤行政書士事務所」なるもの...なぜ行政書士さんがこういうことをやっているのかは謎だが、修理事例がものすごく豊富っぽい。ありとあらゆる不具合の修理とか倍速化の改造とか何でも来いという感じ。
で、見積もりを取ってみたら...爆安(^^;)。不具合の修理のみならず、清掃とか調整とか予防とか至れり尽くせりな内容なのに非常に安い。
ということで、半信半疑(^^;)ながらHP200LXを修理に出すことにした。宅急便で送付してやり、修理完了後に修理代金と送料を支払するという流れ。
見事なる変貌
それから2週間程度が経過し、忘れた頃(^^;)に修理品が到着。早速箱を開けてみる。
...正直びっくりした。そこには、まるで新品同様のHP200LXが収まっていたから...新品同様っていうか、これって新品でない?というくらいの変わりようかも。
- スペースキーは支点がきっちりと復活し、クリック感が戻った
- ラッチはしっかりと元の場所に取り付けられていて、蓋がきっちりと閉まるようになった
それよりも嬉しかったのは、全体的に清掃がされていたこと。日頃適当な取り扱いをしていたのがバレバレだが、本当に感謝の気持ちで一杯になってしまった。
下の表が付いてくるが、メーカー並みというかメーカー以上の検査をしてくれているかも。
で、作業内容は不具合の修理のみではなく多岐に渡ってくれていた。
- 導電ゴム関係
- ヒンジ割れ予防
- ゴム足関係
- キー割れ関係
- スピーカ関係
こんなにやってもらって、送料込みで4,600円というのは信じられない(^^;)。ここは声を大にして言いたい。「素晴らしい仕事です!!」
下手に自分で手を出してはまるより、こういうプロに任せた方が安心で確実という見本ですな。
しかし...なんで行政書士さんが...ま、いいっか。