最強?のパワードモニターを試してみよう!!
パワードモニターの条件とは?
長男がなんとか大学に引っ掛かり、調子をこいてデスクトップパソコンとかiPhoneとかをせしめているのだが、デスクトップパソコンに接続するスピーカーが欲しいと更に調子をこいたリクエストを発してきた。
自分で探せオラオラと突き放すのも簡単だが、ここは一発父親の威厳(^^;)とやらを見せつける必要もあるかと思い、スピーカー探しに着手。
俺様的にどういう感じのやつが良い感じなのかというと、
- 色は黒 → デスクトップパソコンが黒なので
- 防磁対策済み → ま、液晶モニターなんで問題はないはずだが
- 可能であれば2ウェイスピーカーでバスレフ → 密閉型はなんか音が詰まった感じがするので
- ヘッドフォン端子装備 → 深夜はヘッドフォン必須
- 価格は5,000円以内
ということで、ネットで捜索してみた結果、低価格な割には評価が異常に高い「CREATIVE INSPIRE T10」なるスピーカーに辿り付いた。
- スタイルとパフォーマンスの完璧なコンビネーション
- More music, more detail 専用ツィーターを搭載した2ウェイデザイン
- All bass, less space BasXPort
- Creative is audio ヘッドフォン出力&AUX入力
ほぼ俺様の要求を満たしているので早速ポチッと注文...早く到着しないかな~...って俺様のスピーカーではないのだが(^^;)。
外観と試聴
で、速攻で到着したブツを早速いじってみることに。
取り出したスピーカーは、俺様が「おおっ」と声を上げるくらいにピッカピカで美しいデザインかも...値段の割にはかなり高級感溢れる感じ。
スピーカーの上部には、自慢のBasXPortというかバスレフのポートがぽっかりと口を開けている...「サブウーファーがなくても深みのあるリッチな低音域を再生します。」という触れ込みだが、さてどうだろうか。
スピーカーの側面にはヘッドフォンジャックと外部入力ジャックが配置されている。
ヘッドフォンジャックは普通であれば正面に配置されるのだろうが、ごちゃごちゃして見えるのを嫌ってだろうか?
電源は本体内蔵ではなくACアダプタなのだが、かなりごつい感じであり、余裕がありそうだ...ちなみに定格は11.5V~1.6Aで18.4VA。
それでは、いよいよ試聴してみることに...常用しているLetsnote CF-T4に接続し、youtubeでガガさんのバッドロマンスを再生。
...いい(^^;)...低音も高音も非常にクリアで、ばんばんと音が飛び出してくる感じ。かなりボリュームを上げても音が崩れることもないし、低音もしっかりと出ている。
やっぱりネットでの高評価は伊達ではなかった...しかし、なぜこんなに良い音なんだろうか?
内部構造
...それでは、高音質の謎を探るためには、やはり分解ということで(^^;)。
フロントにあるつまみを2個、ナットを外してからネジを6本取り外すだけで分解が可能。
エンクロージャのど真ん中には紙製の長~いバスレフポートが設置されている...これが自慢のBasXPortの正体。
スピーカーはどんなもんかいな?と見てみると...驚愕の事実が(^^;)。
なんと、ケンブリッジサウンドワークスのスピーカーを使っている!ツィーターもだ!
...ま、両者の関係からすると当たり前っちゃ当たり前なんだろうが、かなり金が掛かっているかも。
マグネットもでかいし、やっぱりこりゃ良い音が出るだろうなぁと実感。
次に基板を眺めてみる...STマイクロとかJRCのオペアンプが使われており、回路的には良くある感じがする。
が、驚いたのは電解コンデンサ...なんだか倒れまくっているような気がする(^^;)...メードインチャイナだから仕方がないのか?
パワーICはSTマイクロ製のSTA7360というやつで、4Ωの負荷で4.5W×2の出力が取り出せる。
放熱もまぁしっかりとされているかも。
ということで、非常に低価格ながらしっかりとした造りということが判明したので嬉しい感じ(^^;)。
最後に組み立て直してから長男の部屋へ持って行ってデスクトップパソコンに接続。
iTunesに登録されている曲を何曲か再生してみたが、やはり非常にいい感じで鳴ってくれる...長男も大満足。
これで父親の威厳をきっちりと見せ付けることができた俺様、内心ほっとしながらも(^^;)、こりゃ非常にお買い得だったと改めて思ったのは言うまでもない。