鶏飯
諸般の事情で千葉県は佐倉にある某氏宅を訪問した際に、昼食に鶏飯(けいはん)をご馳走になった。
某氏...仮にT田氏と呼ばせてもらうが、ご夫婦は奄美出身であり鶏飯は奄美の郷土料理...大昔にどっかの居酒屋で締めに食べた記憶があるのだが、今回ご馳走になったのは無茶苦茶美味かった。
ので、この鶏飯を俺様宅でも再現すべくチャレンジだ!
ところで、鶏飯というのはどういうものかというと、
- 茶碗に盛った白飯に、ほぐした鶏肉などの具材ときざみ海苔などの薬味をのせ、丸鶏から取ったスープをかけて食べる料理
- 自分で好きな配分でご飯、具、薬味、スープを合わせて食べる
- 一般の食堂で供したり家庭で作ることも多く、広く親しまれている
いわゆる「とりめし」ではなく、お茶漬けみたいにして食べる感じ...具材はシンプルだが、肝になるのは「丸鶏から取ったスープ」かも。
流石に丸鶏からスープを取るのは厄介なので、お手軽(又は手抜きという)に鶏肉でスープを作ってみたい。
用意する材料は以下のとおり。
- 鶏肉 → 鳥手羽先とササミを適量
- 万能葱
- 錦糸卵
- 干しシイタケ
- 刻み海苔
- 漬物 → 紅生姜とか沢庵とか
まずはスープから...スープの味は酒と薄口醤油で決めるのがスタンダードなようだが、俺様は自家製塩麹を使ってみることにした。
鶏肉と塩麹を混ぜてジップロックに入れて一晩置いておく...これだけで肉が非常に柔らかくなり、いい感じで味も付くので一石二鳥かも。
次に漬け込んだ鶏肉を茹でつつもスープを取るのだが、塩麹はそのまま付いたままだと塩辛くなるので鶏肉を水で簡単に洗ってからスープを作る。
ササミは火が通ったところで早めに鍋から出してやり、手羽先をじっくりと煮込んでいく。
最後に酒と薄口醤油で微調整し、あっさりしつつも滋味溢れるスープの出来上がり...鶏飯だけではなくほかの料理のベースにも使えそうだ!
ササミはしばらく放置プレイ状態にしておき、粗熱が取れたら細かく千切ってやる。
あとは錦糸卵とかシイタケの甘辛煮付けとか適当に作って準備完了。
それでは早速いただくことに。
お椀に御飯を盛る → 好きな具材を好きなだけ乗っける → スープを注ぐ → 食べる。
...んまーい!あっさりしつつもコクのあるスープと具材、そして熱々の御飯がそれぞれの個性を主張しつつも口の中でハーモニーを奏でる...お代わりをしたのはお約束(^^;)
奥様も、次男坊も美味しく食べてくれているようで安心...途中で乱入してきた長男の感想は、「飲んだ後にいいかも」...おめーは未成年だろうが(^^;)。
ということで、スープさえしっかりと取れれば確実に上手く作れるであろう鶏飯、是非とも試してもらいたいと思った俺様でしたとさ。