デスクトップスピーカーを自作してみよう!!(作成編)

合板のカット

まずは合板の調達とカットから。

  • オリジナルの板の指定はいわゆるMDF板だったが、俺様は釘も使いたいので普通のシナ合板をチョイスすることにした
  • 合板の調達及びカットは、大宮の東急ハンズでやった
  • ところで、大宮の東急ハンズにはいわゆるサブロク合板の在庫はない。今回は450mm×910mm×1枚(12mm厚)だったので問題はなかったが、大きいサイズが必要な場合は取り寄せになる
  • あと、大宮の東急ハンズでは合板の斜めカットは取り扱っていないので、斜めカットは自分でする必要がある

下の画像が今回カットしてもらった板材。さすがに綺麗な仕上がりだったりする。

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全部で9枚のパーツ。端材は処分してもらった。

下の画像は自分で斜めカットした部分。全く美しくない(^^;)。

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久し振りにノコギリを使ったが、結果は散々(^^;)。

スピーカーユニットが開けた穴にきちんと収まるかどうかは事前に確認しておくこと。

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正面から見た状態。しっかりと収まっている。

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背面から見た状態。スピーカー端子がぎりぎり。

今回選んだスピーカーユニットは、元々がエンクロージャの内側から取り付けるタイプなので、外側から取り付けようとするとスピーカー端子が穴に干渉してしまう。

よって、スピーカー端子のラグを折り曲げて穴に干渉しないようにした。

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ラグの部分を折り曲げて、ケーブルをつけることにした。

あと、組み立てる前にそれぞれのパーツを仮組みして、サイズ違いとかがないように確認しておくこと。カットした板材を受取る時にも店員に確認を要求されるが、確認漏れもあるので。

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各パーツを仮組みした状態。大丈夫っぽい。

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天板を乗せた状態。これまた大丈夫っぽい。

エンクロージャ正面の部分は斜めになっているので、水中ボンド(コーキング剤)で隙間を埋める。

各パーツは多少の隙間があっても木工用ボンドと釘でしっかりと固定するので問題なし。

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自分でやった斜めカットの部分も何とか格好が付いた?

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3本のスピーカーをはめてみた。奥行きも問題なし。

また、オリジナルはスピーカー端子にステレオミニジャックを使用しているが、俺様は手持ちのスピーカー端子(4端子型)を使うことにした。ということで、背面に穴を4つ開ける必要がある。

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手持ちのスピーカー端子。穴を4つ開ける必要がある。

組み立て開始

それでは、日曜大工開始。

  • オリジナルは木工用ボンド「だけ」で組み立てするが、ハタガネやクランプとか、エンクロージャを固定するアイテムがないので俺様は釘も併用することにした
  • MDF板の場合、釘を使うと板が割れるので、木工用ボンドだけで接着すること
  • 木工用ボンドはたっぷりと使うこと。はみ出しても濡れた雑巾で拭けば問題なし
  • 水中ボンド(コーキング剤)もたっぷりと使うこと。乾燥すると痩せるので

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隙間の部分には水中ボンドをたっぷりと塗り、気密性を高める。

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こちらの隙間にもたっぷりと塗りたくる。

エンクロージャを組み立てた後は最低でも2~3日は放置して、ボンドをしっかりと乾燥させること。急いては事を仕損じる。

そういえば、スピーカーユニットのフレームの対策を忘れていた。今回は外付けにするので、フレームを黒色に塗装することにした。

塗料は、横着して「筆付きペイント」を使うことに。よく車のボディーの傷隠しに使われる「タッチアップペン」みたいなやつ。

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本格的に塗装するのはアレなので、手抜き。

結局、俺様は「筆付きペイント」を2度塗りした。溶剤を使っているので換気はしっかりとすること。

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塗装前。金属色剥き出しで美しくない状態。

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2度塗りした後の状態。割りと綺麗な仕上がり。

オリジナルでは吸音材を使用していないが、念のためエンクロージャの左右にグラスウールを仕込むことにした。ま、気分ですが(^^;)。

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グラスウールはあまり詰め込みすぎないこと。

塗装は真面目にやると面倒なので、これまた横着してビニールシートを貼ることにした。木目の方向には気をつけること。

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俺様のお家芸(^^;)であるビニールシート貼り。

あとは配線を行なうだけ。マトリックス・スピーカーの配線は少々特殊であり、間違えると効果が全く出ないのでチェックを念入りに行なうこと。

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配線のチェックは必ず行なうこと、やり直しは本当に面倒。

...ということで、ようやっと自作マトリックス・スピーカーのできあがり。我ながら良い出来かも(^^;)。

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斜め前から見たマトリックス・スピーカー。ナイスな出来。

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背面。真ん中の長方形の穴はバスレフのダクト。

接続と再生

完成品を見ているうちに我慢し切れなくなり(^^;)、早速パソコン部屋兼寝室で使っている一号機ことDELLさんの液晶ディスプレイの下にセットしてみた。

このスピーカーは、前任の「YAMAHA YST-M8」とは異なり、アクティブスピーカーではない=アンプを内蔵していないため、別途アンプを接続する必要がある。

ここで注意したいのは、マトリックス・スピーカーにはいわゆるBTL接続アンプ(カーステレオのアンプ)とかバランス(平衡)型アンプ(サンスイのアンプとかデジタルアンプ)は使えないということ。

マトリックス・スピーカーはスピーカーのインピーダンスが非常に低くなるような接続をするので、最悪アンプがショートした状態になりぶっ壊れる可能性が大きい。

パソコン用のアクティブ・スピーカーも出力を稼ぐためにBTL接続のアンプを内蔵しているものが殆どなので、使わないのが吉かも。

では、どういったアンプが良いかというと、

  • 当然BTL接続...ではなくアンバランス(不平衡)型のアンプ
  • どうせなら、CDやAM/FMも楽しめるやつが良い
  • であれば、いわゆるレシーバーというか、チューナーアンプが良い
  • パソコンの音声を出力するために、外部入力端子も必要

検討の結果、わざわざONKYOのCR-185IIをオークションでゲットした俺様...

接続して、まずはネットラジオを再生してみる。

...とっても、いい(^^;)。マトリックス・スピーカーはアンプとソースをかなり選ぶので心配していたが、ばっちりとセンターに音像が定位し、ソースによっては広大な音場が再生される。

また、ノーブランドのスピーカーユニットながら、低音から高音まできっちりと再生してくれる。こりゃ掘り出しもんかも。

参考まで、製作に要した費用は以下のとおり。5,000円ちょいで作れるなんて、コストパフォーマンス高すぎかも。

部品
お値段
備考
板材
1,780円
東急ハンズ大宮店。シナ合板12mm厚、450mm×910mm×1枚
カット料金
780円
15カット×52円。斜めカットは自分でやること
スピーカーユニット
945円
315円/組×3組、富士通製のパソコン用スピーカー(中古)
グラスウール
98円
ドイト与野店
エコシート
790円
木目調ビニールシート。粘着剤付き
ちょっと塗りペイント
498円
スピーカーユニットのフレーム塗装に使用
木工用ボンド
手持ち
速乾性でなく、普通の木工用ボンド
スピーカー端子
手持ち
4端子型。穴あけは自分でやること
釘&金槌
手持ち
適当な数が必要
スピーカーケーブル
手持ち
適当な長さが必要
半田付け道具
手持ち
普通の電子工作用で問題なし
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サイズからは想像できない広大な音像が。

ということで、久々のスピーカーの自作は大成功...これでスピーカー自作魂が燃え盛るようになってしまった。とってもやばいっす(^^;)。

さて、次は何を作ろうかな...