米国内国歳入庁からのお手紙

先月(2009年2月)はイギリスから秘密資金のお話が来たが、今月はアメリカからファックスが到着した。

しかし、不思議なことにこういうネタはいつもファックスでやってくる...郵送とか内容証明とかそういうのは無しで。

内容を簡単に説明すると以下のとおり。

  • 記録上おたくの会社は非居住者なんで、税務申告とか源泉税の申告が免除されている
  • その免除の状況を確認したい
  • 添付の様式W-8BENを作成して1週間以内にファックスをよろしく

お手紙に電話とかメアドとか問い合わせ先が全く記載されていないのが笑えるが、今回はそれっぽい内容で真実味が50%ほど増しているかも。

...IRS(米国内国歳入庁)がこんなファックスを送ってくるわっきゃないだろう、ヴォケ!

irs01.jpg

今回はアメリカのデビットさんからのお便り。普通こういうやつはは郵送されてくるはずだが。

ところで実際にW-8BENという様式は存在するのだが、今回送付されてきたフォームと現存するフォームとは全く違っているし、そもそも提出先はIRSではない(源泉徴収義務者となる支払法人である米国法人へ提出)。

ま、何らかの情報収集が目的かも。

irs02.jpg

念のため米国の弁護士さんに聞いてみたら、「あ~最近その手の詐欺が多いんですよ」だって(^^;)。

ということで、英語の訳の分からない奴がファックスで送られてきてもあわてる必要はなし!と思った俺様でしたとさ。