Config.sysとAutoexec.batの秘密

相変わらず公私に渡って使いまくっているHP200LXなのだが、ソフトウェアについては語るということがあまりなかったりする...いわゆる廃人のようなへヴィな使い方をしていないということもあるが、そこいらへんはおいおい語っていきたいと思う俺様。

しかし、MS-DOSベースのPCになくてはならない「Config.sys」と「Autoexec.bat」、これだけは備忘の意味も含めてアップしておきたい。

まずは、Config.sysから...ほとんどオリジナルのまんま。

files=24
buffers=8
shell=d:\dos\command.com d:\dos /e:512 /p
device=uty\clkup31m.sys → 倍速用ドライバ
device=uty\sleeples.sys → HARUYAさん作、処理中にスリープに入らないようにする
device=jkit\lxjex.sys → JKITの各ドライバをコントロールするドライバ
device=jkit\lxemm.exe → EMSドライバ device=jkitlxfont.exe → フォントドライバ設定ファイル
device=jkit\lxdspd.exe → MS-DOS日本語表示ドライバ
device=jkit\lxansi.exe → エスケープシーケンスドライバ
device=jkit\lxkkc.sys → FEPを利用するために必要なドライバ
device=jkit\wx2\wxk.sys /a1 → WXIIのカーネル
device=jkit\wx2\wx2.sys /a1 /dc:\wx2s.dic → WXIIのシステム
lastdrive=z

次はAutoexec.batだが、これは色々と手を加えている。

  • 起動した際にC:\ドライブが壊れていてEMS用データファイルがない場合、自動的に作成する
  • 起動した際にC:\ドライブが壊れていて初期状態になってしまっている場合、A:\ドライブにバックアップしていたC:\ドライブのファイルを書き戻す → あらかじめ、「a:\c_backup」というディレクトリにC:\ドライブの全てのファイルがコピー(バックアップ)されていることが前提

@echo off

path=a:\bat;a:\jkit;a:\uty;a:\programs\awk;a:\programs\vz
path=%path%;a:\programs\fd;a:\programs\mini
path=%path%;a:\programs\vz\misc;a:\;d:\;d:\dos
prompt $p$g
mode con:delay=1 rate=24
attrib c:\lxemm.dat -s -h -r > nul → EMS用データファイルを可視化する
if exist c:\lxemm.dat goto start → EMS用データファイルが存在する場合はスキップ
date
time
emsinst 40 → EMS用データファイルを作成
echo Copying files to Drive C:…
if exist a:\c_backup\lxemm.dat del a:\c_backup\lxemm.dat > nul
xcopy a:\c_backup c:\ /s /e > nul → A:\ドライブにバックアップしていたC:\ドライブのファイルをC:\ドライブに丸ごとコピー
echo Done.
echo Please stop Autoexec.bat (CTRL-C)
echo Please reboot HP200LX without initializing Drive C:.
pause

:start
stat100 -wm0 → メモリカードのアクセスウェイトをゼロにする
exkey -fa:\uty\exkey.ini -b100 -t+ → まるはさん作、キーの定義とか色々
assign e:=a:

:loop
maxdos -l -e20 → シスマネ下で広いDOS空間を確保
lxime
lxdsps -s8 -m11 -l14 -x11 -k+
moreexm → AppManagerのEXM登録個数拡張
waveplay a:\uty\data\tada.wav → WAVファイルを再生
100
waveplay a:\uty\data\chimes.wav
moreexm -r lxdsps -r lxime -r maxdos -r a:
cd command
goto loop

...ま、こんなもんでしょ(^^;)。

因みに、C:ドライブのデータをA:ドライブにコピーするバッチは以下のとおり。

ファイル名は「C_BACKUP.BAT」で、保存先のディレクトリ名は「a:\c_backup」となり、必ず1回はバックアップを実行しておくこと。

@echo off xcopy c: a:\c_backup /s /e

ということで、Config.sysとAutoexec.batの秘密、大公開しちゃいましたとさ → 全然秘密じゃないってばよ(^^;)。

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