いまどきのUSBメモリを試してみよう!!
大容量なUSBメモリ
以前は、比較的小さいデータの受け渡しとかでUSBメモリを使うというのが当たり前だったのだが、Dropboxとかのクラウド系ストレージが普及してきた今、それほどUSBメモリを使う頻度は低くなっているかも。
しかし仕事上では、データの受け渡しとかには相変わらず使われているのが現状だったりする。
かく言う俺様は、大昔に購入したPicoDriveDUALをいまだに使っている。
速度的には全然問題ないのだが、最近容量不足を感じるようになってきた...諸般の事情でギガバイト単位の画像データとかを移動させることがあるのだが、8GBだとちと不足気味だったりする。
そんじゃ、もっと大容量、具体的には16GBとか32GBのUSBメモリをゲットしてみっかということで決断。
- 容量はやっぱり32GBで
- 当然USB3.0対応のやつ
...これぐらいしか選択のポイントがない(^^;)...あとはデザインか、やっぱ?
あ、USBプラグのキャップは取り外しするタイプではなくキャップレスがいいかも...キャップってよく行方不明になるんで。
ということで、熟慮に熟慮を重ねた結果、俺様がチョイスしたのは老舗のSanDiskのハイエンドUSBメモリであるExtremeシリーズの32GB...USB3.0対応でとにかく爆速らしい。
- 容 量:32GB
- 型 番:SDCZ80-032G
- 純正品、海外パッケージ品
- USB規格:USB 2.0/3.0
- 最大読込 190MB/sec
- 最大書込 110MB/sec
- 対応OS:WindowsXP,Windows7,Vista,Mac10.5+
- 外形寸法:70.87 mm x 21.34 mm x 11.43 mm
早速Amazonでポチッと注文し、あとは到着を待つだけ...俺様はプライム会員なんで、お急ぎ便を使えば翌日/当日にブツが届けられる...すっごく便利かも。
外観とかサイズとか
で、注文当日の夜に届けられたUSBメモリ...パッケージは黒と赤を基調とした非常にかっちょええデザイン。
パッケージを開封すると、大柄なUSBメモリの登場。
このUSBメモリはキャップレスであり、ボディ中央部のボタンをスライドさせるとUSBプラグが出現...ここいらへんのギミックも素敵(^^;)。
参考まで俺様が使っているUSBメモリを並べてみたが、縦方向に長いし厚みもある。
デスクトップPCで使う分には問題ないが、ノートPCで、USBコネクタが上下とかに並べられているタイプだと少々厳しいかも。
実際の速度
それでは、実際に速度を計測してみることに。
USBメモリをぷすっとデスクトップPCに刺してみると...デバイスの認識が開始され、何事も無く使用可能に。
デバイスマネージャを見てみると、ちゃんとディスクドライブとして認識されている。
ここでプロパティを見てみると、リムーバブルディスクではなくローカルディスクとして認識されている...なんかの間違い?
調べてみると、このシリーズはリムーバブルディスクではなくローカルディスクとして認識されるのがお約束っぽい...ま、いいっか。
次にプロパティからローカルポリシーを見てみると、書き込みキャッシュの設定が無効になっている。
ちゅうか、デフォルトでUSBメモリは無効になっているので、ここはやはり書き込みの高速化のために書き込みキャッシュは有効にしておきたいところ。
ただし取り外し時にきちんと「安全な取り外し」をやっとかないと非常によろしくないことになるので注意が必要。
最後は速度を計測。比較対象は今まで愛用していたPicoDrive Dualの8GB。
まずはPicoDriveから。
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CrystalDiskMark 3.0.1 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/ ———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]Sequential Read : 31.924 MB/s
Sequential Write : 16.825 MB/s
Random Read 512KB : 28.668 MB/s
Random Write 512KB : 0.925 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 6.203 MB/s [ 1514.4 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 0.006 MB/s [ 1.5 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 7.384 MB/s [ 1802.7 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 0.006 MB/s [ 1.5 IOPS]Test : 1000 MB [I: 43.1% (3294.4/7641.0 MB)] (x5)
Date : 2013/10/10 7:54:47
OS : Windows XP Professional SP3 [5.1 Build 2600] (x86)
GREEN HOUSE PicoDrive DUAL 8GB
シーケンシャルは今でもそう遅くはないが、やはりランダムが遅いかも。
次はExtreme USBを。
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CrystalDiskMark 3.0.1 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/ ———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]Sequential Read : 36.368 MB/s
Sequential Write : 28.485 MB/s
Random Read 512KB : 35.243 MB/s
Random Write 512KB : 12.670 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 6.074 MB/s [ 1483.0 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 7.069 MB/s [ 1725.9 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 5.970 MB/s [ 1457.6 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 3.711 MB/s [ 906.1 IOPS]Test : 1000 MB [I: 0.1% (0.0/29.8 GB)] (x5)
Date : 2013/10/10 8:10:12
OS : Windows XP Professional SP3 [5.1 Build 2600] (x86)
SANDISK Extreme USB 3.0 32GB
...マジで速い...特にランダムリードが爆速。
テストに使ったデスクトップPCはUSB2.0というしょぼいスペックであり、USB3.0でテストをしたらどんだけのスピードになるか謎...っつうか、公称の190MB/sは楽勝なんだろうな。
実際にファイルサイズが大きいデータを多数遣り取りしても、PicoDriveの場合はかなりもたつく感があったのだがExtreme USBは全く意に介せずさくっと処理が終わる。
いまどきのUSBメモリはこんなに進化しているんだと改めて思い知らされた俺様...お値段は他のUSBメモリに比べ少々お高めだけど、容量も今までのやつに比べ4倍にアップしているしこのスピードであれば全く不満は出ないかも。
これからがんがんと使いまくってやる!と誓ったのは言うまでもない。