Dimension 8200のハードディスク周り不具合

それは、3月の初旬。いつものようにDimsnsionさんの電源を投入すると、休止状態から復帰...復帰しない(^^;)。

BIOS画面が表示され、ハードディスクからブートしようとするところでカーソルが点滅したままで、ブートしない。何回か電源を投入し直してみても、同じくブートしない。

こりゃ、ハードディスク、恐らくブートセクタ周りが逝ったかと思い、CD-ROMからWindowsXPをブートして回復コンソールを起動し、fixboot及びfixmbrを実行してみても...全然症状は変わらず。

...まずい...非常にまずい。

取り敢えずはバックアップを取らないといけないので、Dimsnsionさんからハードディスクを取り出し、別のマシンでTrueImageを使ってハードディスクのクローンを作成した。これは何事もなく完了。

で、クローンしたハードディスクを取り付けて電源を投入...またもやブートしない(^^;)。

こ、これは...もしかしてハードディスクではなく、マザーボードが故障か?ことはなおさら重大になったっぽい。

ここでマザーボードの入れ換えは極力やりたくないので、選択肢としてはHDDインターフェースカードの導入しかない。

幸いに、手持ちでPromise Ultra133TX2が余っていたので、これを使うことにした。しかし、ここで難問発生。

  • 後付けでHDDインターフェースカードを取り付ける場合、まずはHDDインターフェースカードに何も接続せずカードを取り付け、デバイスドライバを組み込む必要がある
  • しかし、今回のケースはマザーボードのIDE周りがいかれており、普通にWindowsXPを起動させることができない
  • HDDインターフェースカードにハードディスクを取り付けてWindowsXPを起動すると、ドライバが組み込まれてないために起動途中にブルースクリーンとなり再起動してしまう

...要するに、このままではHDDインターフェースカードのドライバが組み込めず、使えない。はっきり言ってどんづまり。

となれば、何とかマザーボードに接続したハードディスクからWindowsXPを起動させなければならない。

で、ハードディスクのケーブルを交換したりIDEコネクタを清掃したりして、なんとかWindowsXPを起動させ、HDDインターフェースカードのドライバを組み込むことに成功。

最後にHDDインターフェースカードにハードディスクを接続して、正常にWindowsXPをブートできることを確認した。

...あ~良かった良かった。本当に。

Promise Ultra133TX2からブートをすると、起動時にいちいちF1キーを押さなければならないので非常にかったるいが、これがないとDimsnsionさんが使えないので我慢することにした。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/ultra133tx2_01.jpg

F1キーを押すとブートを開始する。

参考まで、ディスクのベンチマークを取ってみたが、マザーボード直結に比べあまり速度に変化はないっぽい。

ということで、無事に復活したDimsnsionさん。これからも頑張ってくださいな。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/ultra133tx2_02.jpg

ベンチマークの定番であるCrystalDiskMark。