Dimension 8200のCPUとケースファンの関係
俺様のパソコン環境に新規参入し、あっちゅう間にメインマシンの座についたDELL Dimension 8200だが、とっても気になったのがファンの爆音だったりした。
とにかくうるさい。ものすごくうるさい。死ぬほどうるさい。このままじゃ寝室兼パソコン部屋に置けないほど。
なぜうるさいかというと、こいつの排気方法が独特なせいだから。
普通のパソコンであれば、CPUクーラーファンとケースファンは別々にあるものだが、DELL Dimension 8200はケースファンにCPUクーラーファンの役割も持たせている。CPUクーラーにファンが付いておらず、ケースファンからプラスチックのダクトがのびていてCPUクーラーに覆い被さるようになっていて、CPUの廃熱とケース内の熱をまとめて外に吸い出すという仕組み。
で、そのケースファンには温度センサーが付いていて、排気の温度によって回転数を変えるという細かい芸当を見せてくれることになっているはずだが、あっちゅう間に最高速になり(=排気温度が即ピークになり)、そのときケースファン自体が爆音出しまくり...駄目だこりゃ。アイディア自体は悪くないと思うんだけどねぇ。
余談だが、このケースファンは温度センサーが付いているということから解るとおり、DELLのオリジナルだったりする(普通はファンの回転数を計測するセンサーが付いている)。ケースファンが故障したからといって普通の市販のケースファンに交換しても、いちいち起動時にエラーが表示されてむかつく(^^;)。ま、黄色い線をGNDに落としておけばエラーは出ないらしいけど。
更に余談だが、このケースファンはNMBの3612KL-04W-B66という型番。結構安く買えるかも、というか送料のほうが高く付きそう。
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緑色のプラスチックがケースファンに直結している。
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ファンがないCPUクーラー。
ということで、爆音に耐え切れなくなった俺様は、CPUクーラーを普通のファン付きのものに交換し、静音化を目論むことにした。
ところが、問題発覚。リテンショナーが、通常のリテンショナーとは異なる形状をしている。恐らくコストダウンのためだとは思うが、このままでは普通のCPUクーラーが取り付けられない。
仕方がないので、リテンショナーも購入することに。
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普通じゃないリテンショナーであり、交換が必要。
ということで、大宮駅西口のビックカメラにてCPUクーラー(Socket478用)と、リテンショナーを購入。もうSocket478用のCPUクーラーは在庫がなくなりつつあり、諸行無常って感じ。
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購入したCPUクーラーとリテンショナー。
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CPUクーラー。やっぱりファンが付いているのが安心かも。
まずは、リテンショナーの取り付けから。リテンショナーは、マザーボードに取り付ける必要がある。ということは、一旦ケースからマザーボードを取り外す必要がある。
ケースには、リテンショナーもどき(?)を固定するための穴が開けられているけど、本物(?)のリテンショナーを固定するときに邪魔になるので金槌で潰しておく。
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通常の状態。邪魔なので潰しておく必要がある。
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潰した後の状態。南無~。
その後にマザーボードにリテンショナーを取り付けし、マザーボードをケースに戻してからCPUを装着し、CPUクーラーを装着。
今回は、ついでにオリジナルのCPU(Willamette 1.8GHz)から低消費電力=低発熱のCPU(Northwood 2.0AGHz)へ交換してみた。
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新しいCPUを装着。頑張って下さいな。
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きちんとシリコングリスを塗ってから装着すること。
ということで、CPUクーラーとケースファンの分離が完了。効果はばっちりで、爆音が嘘のように静かになり大満足(^^)。
DELL Dimension 8200のユーザーは、、悩んでいないでとっとと試してみること...え?もうやってる?こりゃ失礼しました(^^;)。
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生き別れになったファンたち。逞しく生きるのだ!!
新しいCPUも、しっかりと動作してるっぽい。このマザーボードはBIOSを最新のものにしてやれば、なんとハイパースレッディングにも対応してくれるようなので、将来的にはそこまでやる予定。
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きっちりと2GHz辺りを表示してくれている。これで低消費電力なんて、素敵(^^;)。