ファミコンのパチモンを作ってみよう!!
いかにもアジアっぽい謎サイト
俺様はアジアっぽい香りがぷんぷんするゲームのサイトとかが割りと好きであり、色々巡回していたりするのだが、パチモンTVというサイトもお気に入りの一つだったりする。
で、そのサイトの中に「恐怖のいけにえSALE」というコーナー?があるのだが、そこにはパチモンのジャンク品とか在庫処分で見方によっては非常にお買い得なアイテムが満載だったりする。
とある日、そのいけにえSALEのページを見ていたところ、【無料プレゼント】というタイトルでFC用のコントローラーが3種類売りに?出されていた。
- FCなんちゃってFC似コントローラー
- FCなんちゃってMD似コントローラー
- FCなんちゃってPS似コントローラー
商品説明としては、
- 中国系のパチファミ用コントローラー
- 中国パチモノ仕様であり、魑魅魍魎にもブスッと挿せる
...なんだか、無性に欲しくなってきた俺様(^^;)。
無料で一人5個までゲットできるということであり、3種類あるので要するに最大で15個までゲットできるということだが、そこは控えめな俺様、それぞれ2個で合計6個を注文してみた。
が、コントローラーだけ注文してもしょうがないので、やはりここは本体であるパチファミをついでにゲットしてみることにした。
もちろんそのパチファミとは、かつて一世を風靡?した「魑魅魍魎」(ちみもうりょう)だったりする。
これは、基本的にファミコン互換機のキットであり、パチファミを自分で組み立てやがれ!という素晴らしいコンセプトに基づくアイテム。
このキットが何と199円(税込み)...完成品もあるようだが、俺様的にはやはりキットを組み立てたいのでポチッと2個を注文。
別途コントローラーとかACアダプタとかAVケーブルが必要となるが、コントローラーは無料でゲットだし、ACアダプタとAVケーブルは手持ちのやつで間に合わせることにするということで。
ということで、送料&代引き手数料は別途掛かるが、たった400円でパチファミのキットが2台ゲットできるのは幸せだ!(^^;)
到着した魑魅魍魎その他
数日後、俺様の手元に到着した魑魅魍魎&コントローラーのセット...コントローラーの山(^^;)。
コントローラーはさすがに安っぽい作りなのだが、無料であれば流石に文句も言えない。
3種類の中では一番MD似コントローラーがしっかりしているかも。
参考までコントローラーを分解してみたが、まぁよくあるコントローラーであり特筆すべき事項はない。
魑魅魍魎の組み立て
それでは、いよいよ魑魅魍魎の組み立てに突入。
しかし、取説の類とかは何にも付属していないために、作業の難航が予想される...。
それでは、それぞれのパーツについてのコメントっちゅうか突込みを入れてみる。
トランジスタとかコンデンサの数はそう多くもないかも。
最初にメイン基板だが、パターン側にお約束のでっかい謎の黒丸があり、FCの50ピンコネクタが半分くらいスペースを取っている。
あとはビデオ出力基板とコントローラ基板だけと非常にシンプル。
いよいよ組み立てだ。
まずはコントローラ基板からやっつけることにする。
コントローラのコネクタを2個、そして電源スイッチとリセットスイッチ、ケーブルを半田付けするだけと非常に簡単。
電源スイッチはどのように配線するのか分からないのでコードは接続しないままとする。
次はビデオ出力基板をやっつけることにする。
この基板も一応シルクスクリーン印刷に従い部品を配置して半田付けするだけで大丈夫。
あとお約束だが電解コンデンサの極性とかダイオードの極性には注意すること。
最後にメイン基板だが、他の基板と異なり色々とトラップが仕掛けられている(^^;)。
- 50ピンコネクタに近いところにある電解コンデンサは、極力コネクタから離すこと → 思いっ切りカートリッジと干渉する
- 水晶振動子(クリスタル)と抵抗2Ωが干渉するので、これまた配置に気を付けること
- そしてこれが一番のトラップなのだが、基板パターンのとある箇所を半田でブリッジする必要があるので注意
次に各基板をケーブルで接続。
最後に電源スイッチを配線する...適当に配線してみた(^^;)。
では、いよいよ試運転を。
ACアダプタとAVケーブルは手持ちのやつを使うことにして、コントローラを接続しカートリッジを突っ込む。
で、電源スイッチをポチッと押すと...見慣れたテトリスの画面が現れた...成功(^^;)。
思ったよりは画質も悪くはなく、音もま、それなり。
が、ここでプチ不具合が発生。
先に書いたように、電解コンデンサがカートリッジに思いっ切り干渉してしまう...。
なので、2台めの作成においてはコンデンサをひん曲げてカートリッジと干渉しないようにした。
あと水晶振動子と2Ωの抵抗も微妙に干渉してしまうので、取り付け方を少し変えてみたのは言うまでもない。
そんなこんなで2台を一気に作った俺様、かなりの疲労感を伴いながらも無事に完成だ。
最後の仕上げ
完成させたのは良いが、そのままでは格好が悪いし踏んづけたりしてぶっ壊す可能性が大なので、ここはやはりケースとかに組み込んでやるのが最後の務めかも。
検索してみると、まぁよくぞここまでといった感じで色々な工作例がある。
しかし俺様的にはケースに組み込むのは非常に面倒なので、シンプルに板に取り付けてやることにした。
で、近所のドイトに行って板を探してみたが、丁度良いサイズの板が見付からない...と、端材コーナーに行ってみたら丁度いい感じの化粧板が30円で売られていたのでゲットし、工作コーナーで裁断を依頼した。
俺様宅に戻り、手持ちの木ネジでせっせと基板を取り付けたら、俺様仕様のスペシャルファミパチ機の出来上がり!
念のため動作確認をしてみたが、しっかりと問題なく動作してくれた...良かった良かった。
ということで、無料のコントローラに釣られて2台のファミパチ機まで作る羽目になった俺様(^^;)...それなりにお安く作ることができたので良しとするか(^^;)。