NAS三昧!!~ML115のRAIDリビルド編
いきなりのメッセージ
RAIDの構築も無事に終わり、俺様宅内のパソコンのバックアップをさくさくと取りまくっていたある日、いつものようにML115の電源を投入してからトイレに行って戻ってみたら...画面に今まで見たことの無いメッセージが表示されている。
- RAIDへのアクセスが失敗しました
- SATA2.0ポートでの重大エラーです
...おいおい、重大エラーってなんなんだよ...ということで、RAIDの管理ソフトである「MediaShield」を起動してみると、
- RAID5のステータスが「劣化」になっている
- RAID5用に配備したハードディスクが4本あるはずだが、3本しかないように見えている
も、もしかしてハードディスクが逝っちまったか?
少々動揺しながら、ML115を再起動してBIOSの表示を見ていると...確かにハードディスクが1本認識されていないっぽい。
当然ながらRAIDのステータスは縮退というか劣化(Degraded)状態。
RAID復活に向けて
その昔、アイオーのNASを使っていた時にも似たような症状があったなぁと思い出し、ハードディスクの接触不良であることを祈りつつML115のケースを開け、全てのハードディスクのコネクタをしっかりと接続し直した俺様、再度ML115の電源を投入し、画面を見つめる。
...RAIDのステータス画面で、相変わらず縮退というか劣化状態という表示の下に、エラーという表示が出現した。
すかさずF8キーを押して、MediaShieldのBIOSに入って確認してみると、RAIDのアレイが2個ある状態になっていた。
恐らくハードディスク自体は生きているはずなので、この状態でRAIDアレイのリビルド(再構築)をかませば復活できるかも。
想定の範囲内?
ということで、MediaShieldのBIOSを終了してからWindowsを立ち上げてみると、また画面に今まで見たことの無いメッセージが表示された。
「予備ディスクが見つかりました。」...予備ではなく元々あったディスクなんだが。
次に「MediaShield」を起動してみると、無事に空きディスクが発見されたようなので、ここでRAIDのリビルドを実行することにした。
RAIDのリビルドは、追加するディスクを指定するだけで自動的に行なわれる。但し非常に時間が掛かるので忍耐力が必要?
で、最終的にリビルドが成功し、めでたくRAID5アレイが復活。
今回は単にハードディスクの接触不良が原因だったようだが、マジでハードディスクがクラッシュした場合のシミュレーションというか予行演習ができたのでまぁいいっかと思う俺様でしたとさ。