シンクライアントマシンをいじってみよう!!
マニア垂涎のマシン?
俺様はたまにPCの中古ショップとかのサイトを覗いて、格安の掘り出し物がないもんかとチェックを入れていたりするのだが、とある日、札幌に本拠地がある某ショップで実に怪しいマシンを発見した。
そのマシンとは...いわゆるシンクライアントマシンというもの。
要するに、主としてセキュリティ上の観点からユーザーが使うクライアント端末に必要最小限の処理をさせるという目的のシステムなのだが、目立つ特徴としてはHDDを内蔵していないとかがある。
で、今回発見したのは、富士通謹製のFMV-TC8210というやつ...2005年後半で発売された法人向けのマシンであり、特徴としてはHDDの容量が512MBという非常に極小というもの。
デフォルトの仕様ではHDDレスなのだが、オプションでHDDを512MB増設しているっぽい...いや、HDDではなく実はフラッシュメモリ内蔵...いわゆるSSDの先駆けといったところか?
IDE接続の普通のHDDに換装できるとの触れ込みもあり、がぜん興味が湧いてきた。
ま、モバイル仕様ということもありB5サイズで軽量、CPUは低電圧版セレロンでありながらもメモリ1.5GBまで増設済み、無線LAN内蔵と俺様が必要なスペックはほぼ揃えていたので奥様に内緒でポチッとしたのは言うまでもない(^^;)。
当然HDDが512MBでは足りなさ過ぎなので、手持ちの普通のHDDに換装してやる予定。
早速HDDの換装
数日してから宅急便で俺様宅へ届けられたTC8210...奥様のお叱りというかお小言を背中に受けながらも(^^;)梱包を解き、ブツを取り出す。
やはりB5サイズのモバイルマシンは非常に小さいかも。
早速ACアダプタを接続し、電源を入れてみると無事にBIOS画面が表示された。
...では、いきなりだがHDDの換装に着手ということで。
本体を裏返すとメモリスロットの蓋とかバッテリーの蓋とかあるが、手前の右側がHDDを格納している箇所であり、蓋を開けるとHDDが出現する...今回はHDDではなく、フラッシュメモリだったりするのだが。
フラッシュメモリは2.5インチHDDのサイズより小さく、コンパクトフラッシュを内蔵している...何となく汎用性がある=他のコンパクトフラッシュも使えるような気がする。
HDDと本体を接続しているフレキケーブルは、普通のIDEというかパラレルコネクタなので、やはり普通のHDDを接続できるかも。
では、実際に手持ちのHDDを繋いでみることに。
...何の問題もなく接続できた。
但し本体とHDDの間に若干の隙間があるので、適当にウレタンを隙間に突っ込んでみた。
HDDの蓋を締めてから電源を投入し、BIOS画面を見てみると、しっかりと取り付けたHDDが認識されている。
調子こいてWindowsXPを突っ込んでみたら、インストールも順調に進み、ばっちりとデスクトップ画面が表示された。
但しこのマシンは特殊?なデバイスが割とあるようで、デバイスマネージャで不明なデバイスが沢山出てきた。
ま、俺様のことだからして不明なドライバをさくっと探したのは言うまでもない → 嘘(^^;)。
ということで、かなりお安くモバイルノートをゲットできた俺様、これからばんばんと使い倒してやる!と誓いましたとさ。