キッチンニューほしの
さいたま市北区吉野町2-224-1 総合食品卸売市場内
肉とか魚(塩鮭)を購入するために、ほぼ月一程度のペースで俺様が通っている大宮の総合食品卸売市場だが、この場内には市場の人や一般客相手の食堂が何軒も並んでいる。
その中の一軒、鉄板焼き屋の「ぶぅすけ」は以前ネタにしてみたが、その他にも色々なジャンルの食堂があり、暇があれば行って食いまくってみたいと思っていた俺様だったりする。
ある日、とある筋から、この場内にある洋食屋がジャンボかつカレーを格安で提供するという話を聞きつけ、早速インターネットで調べてみると、「キッチンニューほしの」という店が年に一回やるイベントであるということが判明。
...ここまで知ってしまったからには行かざるを得ないだろう、ということで、7月25日の日曜日、朝10時に長男と二人で車で市場に駆けつけた。
日曜日=市場は定休日ということもあり、ガラガラの駐車場をスルーしながら目的である「キッチンニューほしの」に接近。
で、車を降りた俺様&長男の目に映ったのは...なんとも長大な行列...このくそ暑い日に50~60人程度が並んでいる。
開店が10時なので、大体その時間に到着すれば良いかと思っていたが、かなり甘かった...恐らく1時間くらい前から並んでいるかも。
並びには休みの店もあるが、営業している店は前が行列でふさがれてしまい、営業妨害かも...隣のきしめん屋の親父が迷惑そう&不機嫌そうに「前をふさがないように」と怒っていたのが印象的...毎日じゃないんだからもっと寛大な心で対処してくれぃ(^^;)。
「キッチンニューほしの」の左隣は、鉄板焼き屋の「ぶぅすけ」だったりする...店はオープンしているが、さすがに客は入っていないっぽい。
ところで、店の前で昔懐かしいペプシの瓶の販売機?を発見...もう使われなくなって相当な年月が経過しているようだが、その販売機の横に更に懐かしいロゴ?を発見。
なんと、「ミリンダ」だ...味醂とかイタリアあたりの女性の名前ではなく、ペプシが昔販売していたソフトドリンクであり、かつてはファンタのライバルだった...恐らく40代の人間であれば確実に知っているはずの幻飲料かも(^^;)。
それにしても暑い...恐らく30度は余裕で超えているかも...でもって行列は全然進まない。
熱中症対策か、店の方で気を遣って冷たい麦茶を用意してくれているが、それが飛ぶように捌けている。
俺様と長男も一杯ごちになったのは言うまでもない。
ここで、今一度今回のイベントのおさらいをしておくと、
- 1年に1回、7月の日曜日に開催で時間は10時から15時まで
- ジャンボかつカレーが通常950円のところ、500円ぽっきり
- 数量は限定500食
- メニューはかつカレーのみ
- 大盛・おかわり・持ち帰り不可
- 一人一皿の注文、但し小学生以下はこの限りではない
- 他店舗の営業の邪魔をしないように(^^;)
てな感じ。
で、壁に貼られているジャンボかつカレーの写真を見たが、フォークが非常に小さく見えるのは気のせい?
結局、1時間くらい並んでようやく店内に入ることができた。
テーブルとカウンターは全て埋まっていて、客は黙々とジャンボかつカレーに取り組んでいる。
その間を忙しなく動き回っている店員さんたちと、厨房の中で戦争状態のコックさんたち(^^;)。
テーブルに着席した瞬間にジャンボかつカレーを注文し、それほど待たずに目の前に置かれたそのブツは、俺様の想像を超えたサイズとボリューム。
内容は普通のカツカレーといえばそれまでだが、それぞれのパーツが半端なくでかい。...かつは150gあり、その横に山盛りのライス、その上にビーフシチューかと思われるくらいカレーっぽくなく見えるカレーがてんこ盛り。
キャベツと福神漬けも彩りだけではなく存在感十分かも。
それでは、いただきまーす...んまーい!!
カレーはやはり洋食屋っぽい味で、それほどスパイシーではないがこってりしていてやっぱりビーフシチューっぽい?
かつは非常にジューシーであり、衣のさくさく感とのマッチングが絶妙...俺様はソースをぶっかけたり、カレーと一緒に食べたりしたがどちらも美味しい。
...しっかし、マジでボリュームが多過ぎかも(^^;)...最後は長男ともども死にそうになった。
万が一残してしまった場合、持ち帰りができればもっと幸せになれるんだろうけど、仕方がないか。
ということで、超満腹状態で会計を済ませてから店外に出た俺様&長男だが、まだ長い行列が続いているのにはびっくり。
このボリュームで500円というのは必食だ!取り敢えず来年も絶対食べてやる!と思った俺様でしたとさ。