N64のコントローラパックの電池を交換してみよう!!

注意

この改造ではコイン型電池(リチウム電池)を使用予定。ご存知の通りコイン型電池は過度の熱を与えたり、ショートさせると破裂したり発熱したりと非常に危険。この改造により不具合等生じても一切責任を持てないので、自己責任でどうぞ。

コントローラパックの不具合

Nintendo64のROMカートリッジ以外のメディアにも、ゲームのデータを保存しようとコントーラパックをハードオフのジャンクコーナーで捜索。結果として、何個か集める事ができたのはいいけど、いくつか正常に動作しないやつがあった。

きちんとコントローラにコントローラパックをはめ込んで電源を入れても、下記のようなメッセージが表示されてしまう。

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端子の接触は大丈夫なはずなんだけど...

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一体どうした?一体何が起こった???

電池の入換え

いくつかのWebを見て回ると、この不具合の原因は大半が内蔵されている電池の消耗によるものだそうで。その電池の交換によりコントローラパックを復活させている人がいるようなので、俺様も挑戦してみることに。

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100円で購入したコントローラパック。

お馴染みのコントローラパック。例によってネジが「弄り止め」なので、一応専用の工具が必要。ネジを取り外した後は、普通のプラスチック用のネジと交換して後々面倒がないようにするのが吉。

上の蓋を軽くスライドさせて取り外すと、基板が現れる。東芝製の256KBのS-RAMが中央に。

画像の真ん中少し右上に”+”、その下に”-”という記号があるけどこの裏側にバックアップ用の電池がくっついている。

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でっかいS-RAMが鎮座。

これが基板の裏側。CR-2032コイン型電池が見える。この電池を交換してやればコントローラパックが復活するはず。

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これまたでっかく見えるコイン電池。

ところが、この基板直付け用のコイン型電池は、ほとんど流通していない。最初、この電池を取り外してコイン型電池ホルダを付ければ、普通の市販のコイン型電池が使用できると思ったけど、普通のコイン型電池ホルダのサイズでは、コントローラパックに納まらないことが判明。

結局、秋葉原の「稲電機株式会社」という電池専門店で下のようなコイン型電池を購入。端子の出ている方向がオリジナルと全然違うけど、そこは仕方がないので腕でカバー(^^;)。単価は1個あたり280円。

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基板直付け用コイン電池の表面。こちらがプラス。

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基板直付け用コイン電池の裏面。こちらがマイナス。

まずはオリジナルのコイン型電池を取り外す。あまり熱を加えないよう手早く作業を進めること。

次に、交換するコイン型電池のプラス極(左の画面下側)の片方を切り取り、基板にはまるように曲げておく。

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加工後のコイン電池。ま、適当でいいっす(^^;)。

絶縁のために、ビニールテープを基板に貼り、マイナス極(左側画面の下の穴)からリード線を出す。次に、コイン型電池のプラス極を基板にはめて、半田付け。その次にリード線とマイナス極を半田付け。コイン型電池が動かないように、両面テープで押さえるのも良いかも。

最後に、配線をもう一度確認して基板を戻して蓋を戻しておしまい。くれぐれもショートの無いように気を付けること。

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しっかりとマスクすること。ショートすると大変なことに。

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あんまり美しくない...ま、ケースで隠すからいいや(^^;)。

一旦電池を取り外しているのでS-RAMの内容が壊れている可能性大有り。

その場合、下のようなメッセージが表示されるのでリセットすること。

これで問題なくコントローラパックが使えるはず。

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一瞬、ぶっ壊れたかと思っちまう(^^;)。

S-RAMについて

このコントローラパックに使用されているS-RAMは下のようなピン配置。実はこのS-RAMとピン互換のフラッシュメモリがあれば、バックアップ用の電池も不要かと思い探したけど見付からなかった。もし何か情報を持って入る人、アドバイスプリーズ。

また、海外ではコントローラパックと振動パックが一体になっているアイテムもあるようで、どのような構造になっているのか非常に興味があったりする。

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コントローラパックに内蔵されているS-RAM。

後日談(2013年07月30日)

お便りのコーナーに投稿があり、上のS-RAMに互換のF-RAM(不揮発性メモリ)があるという情報をゲット...これならバックアップ用の電池は不要だ!

有難うございました>zmjp2003さん。