プラグ&プレイシリーズ(コナミ)をいじり倒してみよう!!
2006年の2月に再度ミシガンに出張した際、懲りずにまたまたトイザらスを訪問し、今度はコナミのプラグ&プレイシリーズを発見。ナムコのやつは日本でも良く見掛けるが、コナミのやつは見たことがなかった。
お値段はUS$19.99。ええ、ちゃんとキャッシュで買いましたよ。カードで買おうとしたら「IDカード見せろや」とレジのオバハンに言われたので(^^;)。
外観
パッケージ正面及び背面。「ARCADE ADVANCED」のキャッチフレーズがイケてる。6種類のゲームを内蔵。

内蔵されている6本のゲーム全てが表示されており、判りやすいかも。

こちらも6種類のゲームがしっかりと表示されている。
サイズは横11cm×奥行き10cm×高さ(ジョイスティック込み)12cmくらい。...なんだか、ジョイスティックの形が、そのぉ、「ジョイスティックの達人」っぽいんですが(^^;)。左右にある青いボタンは手前の2個が丸(○)で、奥の2個が四角(□)となっていて、左利きの人も右利きの人も使えるようになっているのがナイス。
裏側は電源スイッチ、ジョイスティックの真後ろにあるボタン、左側がスタートボタンで右側がリセットボタン。

何となくエジプトっぽい感じのデザイン。ジョイスティックはあの「達人」にそっくりでびっくり(^^;)。

ボタンはサウスポーでも簡単に操作可能となっている。
中身
...で、我慢できずにいきなりバラしたり、ええ(^^;)。ナムコのやつに比べると、かなりコンパクトな作り。

真ん中の黒丸が心臓部として、上のICはなんだろ?

コントローラの接点部分。
これがジョイスティック及び各ボタンの接点部分。

左右対称でなかなか美しいレイアウトかも。
お約束の...
開けたついでに、お約束のACアダプタ対応にも挑戦。ナムコのやつに比べてスペースが十分あるので、ACアダプタのジャックも余裕で取付けが可能。

スペースは十分あるけど基板ぎりぎりに取り付け。

ここまでは簡単に行けたんだけど...緊急事態が。
が、ここで問題発生。このゲーム機は、4.5ボルトで動作することが判明(ここまで判らなかった...)。今までは、全て6ボルトで動作していたのでさくっとACアダプタのジャックを取付していたが、直接6ボルトの電圧を掛けるとぶっ壊れるかも知れない...
取り敢えず直接6ボルトで動かしてみたが...まずい。明らかに動作がおかしい。やはり降圧させなけりゃまずい。
テスターで測ると消費電力は60mA程度なようなんで、久し振りにオームの法則発動!!で、22Ωの抵抗をかますことに。試しに再度ACアダプタを接続すると...問題ないようだ。しかし、代わりに電池での駆動が出来なくなったけどまぁいいや。
ということで、写真のように非常にすっきりとまとまったりした。

急場しのぎで抵抗をかましてみる。

まぁ、すっきりと収まりましたな。
肝心の...
ゲームですが、こんな感じ。
まず、クレジットが表示され、次に...あれ、次に行かない。ずーっとクレジット画面のまま。
...もしかして、さっき6ボルトの電圧を掛けたのでぶっ壊れた?...しくしく。
...ってなことではなく、スタートボタンを押せば次の画面に進むのであった...あせったじゃないか。
で、次の画面もずーっと同じ画面のまま。これまたスタートボタンを押すことが必要。

放っておくと永遠にこの画面のまま。

これまた放っておくと永遠にこの画面のまま。
そして、このコナミのクレジット画面も、次のMAJESCOとかいうやつのクレジット画面も、とにかくスタートボタンを押さなければ先に進まない。...なんちゅう作りだ(^^;)。

またまた放っておくと永遠にこの画面のまま。

一体誰がこんなの承認したんじゃい!!
ここまできて、やっとタイトル画面を拝めることに。ええ、当然これもスタートボタンを押せばメニュー画面ですよ。はっは。

スタートボタンを4回押して辿り着けるこの画面。

ようやっとゲームの選択画面に。
ゲーム紹介
まずは操作感だが、結構いい感じで操作できる。最初ジョイスティックを見たとき不覚にも「ジョイスティックの達人」を連想してしまったが、全然問題ない。ボタンのレスポンスも良いのでゲームに集中できそう。
まずは「フロッガー」...これって、ファミコンではリリースされなかったはず。確か。シンプルだけどそれなりに反射神経が必要。
お次は、「スクランブル」。本当に久し振りに見たような気がする。昔ゲームセンターでやり込んだ記憶が蘇る。これまたファミコンではリリースされていないかも。

「フロッガー」。大体レーシングカーとトラックが同じ道走っているかよと突っ込みたくなる状況。

「スクランブル」。当時としては画期的な横スクロールなゲーム。グラディウスの先輩。
その次は「タイムパイロット」...これもまたファミコンではリリースされていないかも。すぐ死んでしまうので嫌い。
「ジャイラス」。これはディスクシステム限定であったような。やっていると目が回る。

「タイムパイロット」。うまく自機を回転させられず敵機に激突する日々。

「ジャイラス」。目が回る回る回る(^^;)。
「イーアールカンフー」。一番メジャーか、な?先に進むには、かなりのやり込みが必要。
最後は、「RUSH ‘n ATTACK」。日本名は「グリーンベレー」。すぐ死んでしまうのでこれまた嫌い。

「イーアールカンフー」。はっきり言ってバーチャファイターより難しいかも(^^;)。

「グリーンベレー」。魔界村並みにすぐ死ぬ。
総評
迷わず買え!ということで。特に40代以降のゲーマー(含元ゲーマー)は必須で。ゲームのチョイスも良いし、それぞれのゲームに時代のテイストが詰まっているっぽい。最近あんまりぱっとしないような気がするコナミ、やってくれるじゃねえか!ということで。