「ジョイスティックの達人」を大改造しよう!!
ということで(何が?)、操作性が最悪で最低で最凶の「ジョイスティックの達人」だけど、ゲーム自体はなかなか遊べるようなので、もうちょっとどうにかならんかなーと考えてみたりした。
たまに思いつく
ある日、突然の閃きが。「そうだ、単体のジョイスティックのケースに中身を移し替えたれ!!」...これなら操作性もバッチグーでしょ、多分。
それから、早速ハードオフのジャンクコーナー巡り。色々なジョイスティック・アーケードスティックがある中で、最終的にセガサターン用のバーチャスティックに白羽の矢が。傷も殆ど無く、ジョイスティックの部分はマイクロスイッチ採用で本格的。税込みで105円也。
お馴染みバーチャスティック。ハードオフのジャンクコーナーではもう捨値でごろごろ。
でも、程度の良いやつは結構見付からないので、まめに探すのが吉。
が、我慢できないっす
早速ネジを取り外し、裏蓋を外すとかなりにシンプルな構造だったりする。
こちらの画像はボタンやスライドスイッチの基板部分。
こちらの画像は接点(?)部分。
これがジョイスティックの本体部分。上下左右のマイクロスイッチからリード線が出ているので、これを「ジョイスティックの達人」の基板とつなげてやる。
ボタンで必要なのは、AボタンとBボタン、そしてSTART/PAUSEボタンのみ。
これでは少々勿体無い気もするので、スライドスイッチの一つをPOWERボタンに割り当てることに。
接点は、周辺のパターンをカッター等で切り離し、ソルダレジスト(基板の保護膜)をカッターの刃先で削り取ってからリード線を半田付け(周辺のパターンを切り離さないと、誤動作や動作不良の原因となるので注意)。
前後不覚状態
ここからがもう大変。「ジョイスティックの達人」の基板から、リード線を飛ばしまくり。
ジョイスティックは、上下左右をきちんと見極めしてからつなげないと、あとでとんでもないことになるのでこれまた注意。
...もう何がなんだか判らない状態(^^;)。
配線が一応終わったら、「ジョイスティックの達人」の基板を下の隅へ両面テープ等で固定する。
下手に動いてしまうと、ショートとかしてしまうのでしっかりと。
ここまで書いていて忘れてしまったけど、電源はACアダプタから取ることに。よって、ケースの背面に穴を開けて、ACアダプタのジャックを取付ける作業も必要。
電池を内蔵するスペースもあるにはあるけど、取替えの度にいちいち裏蓋を空けるのは面倒なので。
それで、どうよ?
で、何とか完成。
中身のいい加減さとは異なり、外観は非常にすっきりとまとまっているっぽい(^^;)。
スイッチを入れるとLEDが怪しく点灯。
で、肝心の操作性だけど、「バッチグー」(^^)。当然スティック部分は軽快なんだけど、ボタンが押しやすいのなんのって。
このやり方で、他の種類のゲームも内蔵できるはず。暇な方は是非ともチャレンジよろしく。