下水掃除アイテム

恒例の行事?

俺様宅には年に最低でも1回程度、必ず避けられないイベントが存在している...それは...下水掃除。

下水道管は太さが5センチ程度だが、よく詰まる詰まる...油分を大量に流しているのだろうか?そうでもないけど。

で、下水道管が詰まると逆流し、外にある途中の継ぎ手から溢れ出す...かなり衛生的ではないかも。

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下水道管が詰まると、ここから排水が溢れ出す。

で、詰まると奥様と共同で掃除をするのだが、またすぐ詰まってしまう...。

以前、いわゆるスネークワイヤを使ったことがあるが、手作業で下水道管の奥までワイヤを通すのが非常に面倒で、あまり(かなり)やる気がおきない。

かといって、業者に頼むと目ん玉が飛び出るような費用を請求されるので、これまたパス。

今回の掃除は、その2週間くらい前から「下水が詰まりそう」と奥様が警告を発していたが、かなり腰が重かった俺様...さて、どうすべぇか?

秘密兵器の発掘

そんなこんなで、もう少し楽に下水掃除ができないもんかとインターネットで色々とネタを収集していた俺様、あるアイテムに着目した。

その名も「パワースピン」なるアイテムで、特徴は以下のとおり。

  • 一般住宅からオフィスビル、工場、病院などの排水管メンテナンスに
  • ケーブルに触らずに操作可能なオートフィード付きで手を汚しません
  • 手動でも、電動ドリル(ドライバドリルのみ)を取り付けても排水管の清掃が可能なドレンクリーナー
  • ケーブル: 6mm×7.5m
  • 清掃管径(mm): 20~50

...いいんじゃね?

いわゆるスネークワイヤの巻き取り式みたいなやつだが、業務用だったらマジで高額のやつが1万円ちょいとで購入可能。

しかも、電動ドリルを使うことにより楽チンで掃除ができるというのが非常にポイントが高いかも。

ということで、通販でポチッと注文した俺様...週末に向けて心の準備をすることにした。

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左が今回購入したパワースピン。右の業務用は性能が高いがお値段は10倍以上もする...。

運命の日

とうとう日曜日となり、予定通り下水掃除をやる羽目になった俺様...晴天なのがせめてもの救いか?

で、とっくに到着していた「パワースピン」の箱を開封してみる。

それほど大きくもないサイズの箱を開けてみると...。

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いかにも外国製という感じのパッケージデザイン。

中には、謎の物体と取説(英語+日本語、日本語はコピー)が入っていた。

謎の物体は赤と黒の鮮やかな色遣いで、レッズサポの俺様としては非常に好ましいデザインかも(^^;)。

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赤と黒が鮮やかな感じで、レッズらしさが溢れている(^^;)。

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取説。日本語版の取説はコピーでしかも見辛い。

赤い円筒形の部分にスネークワイヤが格納されており、左手でグリップを握って右手で円筒形の部分に付いているハンドルを回しながら、グリップの所にあるトリガーを引くことにより、スネークワイヤを出したり入れたりするっぽい。

ちなみに、時計回りに回すと前進で、反時計回りに回すと後退。

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ここがお馴染みスネークワイヤの先端。

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ハンドルを回すことにより、スネークワイヤを出し入れする。

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パワースピンの全景。見掛けよりかなり重い。

しかし、試しにスネークワイヤを出し入れしてみたが、非常にワイヤの出入りする速度が遅い!!

ハンドルを一回転させても、ワイヤは2ミリ程度しか進まない...これで7.5m長のワイヤを全て出すには、一体何回転させれば良いのか???

しかも格納されているスネークワイヤの重量が偏っているようで、ハンドルを回すたびにかなりの反動がある。

これでは非常によろしくないので、裏技?である電動ドリル装着に挑戦してみることにした。

円筒形の部分に付いているハンドルは、簡単に外れる構造になっている。

で、ハンドルを外すと、黒い棒が一本突き出ている。

ここに電動ドリルを取り付けることになる...ちなみに、電動ドリルはドライバドリルのみが使え、また回転数は最大でも500回転/分までのやつしか使えない。

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ハンドルのある部分を押して引き上げると...。

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謎の黒い棒が出現する。ここに電動ドリルをアレするのだ。

それでは、早速電動ドリルを取り付けしてみることに。

ここで登場してもらうのは、穴あけやドライバに大活躍中のリョービのドライバドリル

取り付けは、黒い棒を電動ドリルのチャックにかまして締め付けるだけ。

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もう俺様のDIYの必需品になっている電動ドリル。

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電動ドリルを取り付けした状態。

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別アングルから見てみた。かなり物々しい感じ(^^;)。

作業開始

準備完了したので、いよいよ下水掃除の開始だ!!

まずは台所のシンクの側から。

電動ドリルを回しながらトリガーを引くと非常にゆっくりしたペースでスネークワイヤが出てくるので、それを下水道管に突っ込んでしばらくスネークワイヤを送り込んでやる。

パワースピン」の反動の強さは相変わらずだが、別に引っ掛かることもなくスネークワイヤが送り込まれていく...これを電動ドリルではなくハンドルを回しながらやったら絶対挫折すること請け合いかも(^^;)。

奥様には俺様宅の外で継ぎ手の部分を監視してもらっていたが、スネークワイヤの先端部分が出てきたというので一旦作業を中断し、大量の水をシンクに流し込んでやる。

...結果、白っぽいゴミというか油汚れの塊が大量に出てきた...こうかはばつぐんだ!!

なんだか嬉しくなって(^^;)、今度は下水道管の継ぎ手から末端まで掃除をすることにした。

スネークワイヤを格納するには、電動ドリルの回転方向を逆方向(反時計回り)にしてトリガーを引きながら回転させるだけ...これまた非常にゆっくりと格納されるのだが、のんびりとやりまっしょ。

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下水道管の掃除中。非常に楽チン。

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下水道管の継ぎ手から掃除中。

最後の最後で

なんだかんだで完璧に下水道管の詰まりを取っ払うことができたっぽいんで、最後にスネークワイヤを格納しようとしたが、全然格納されない...???

どっかにスネークワイヤが引っかかっているのかと思い、「パワースピン」を軽く引っ張ってみたら...なんと、スネークワイヤが本体から抜けてしまった(^^;)。

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初めての使用でいきなりぶっ壊れた?マジすか?

...こりゃ、かなりまずいっしょ...と慌てて取説(当然日本語)を読んでみた。

もともとこのスネークワイヤは交換が可能であり、円筒形の部分を開けて交換するらしいので、開けてみるというか分解してみることにした...分解といってもネジを4本外すだけ。

ネジを外し、フタというかカバーを外すと、そこには...別に何も入ってはいなかった...。

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中はマジでがらんどうだったりする。

中をよく見ると、外周にスネークワイヤの先端を引っ掛ける部分がある。

ここにスネークワイヤの先端を引っ掛けてやれば格納ができるはずなので引っ掛けてみるが、ワイヤ自体に非常に弾力があり、フタというかカバーを閉める時にワイヤがびよ~んと飛び出してしまい全然うまくいかない。

仕方がないので、スネークワイヤの先端をペンチで無理矢理曲げてから引っ掛けてみると、今度は割りと簡単にフタというかカバーを閉めることができた。

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ノーマルの状態だとフタを閉めるのがマジで困難。

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この状態だと何とかフタを閉めることができる。

で、電動ドリルをセットしてスネークワイヤを格納してみると...やっぱりうまく格納ができない...仕方がないので電動ドリルを回しながら無理矢理手でスネークワイヤを押し込んだ。

最後の最後でトラブルが発生してしまったが、当初の目的である下水掃除は完璧に遣り遂げた(はずの)俺様。

来年も全く同じことをやらされるかと思うと非常に気が重いのだが、昔に比べりゃ相当作業が楽になったんで良しとするかぁ。