WindowsXPのファイル名の並びを変更してみよう!!

微妙な違和感

WindowsXPを使い出してから、エクスプローラやフォルダのファイル名を表示させているときに、微妙な違和感を感じるようになった。

その違和感というのは、ファイル名の並びがWindowsXP以前のOS、例えばWindows2000や98と違っているということ。具体的には、数字の並びが違っている。

仕様が変わったのかと調べてみると、確かにWindowsXPからファイル名の並びを変えているようだ。

  • Windows XPのエクスプローラでは、ファイル名のソート順序が「数値順」となっている
  • 数値部分の文字列を実際の数値に変換し、その値に基づいて昇順に並べられる。

例えば、以下のサンプルを見てみると、良く判るかも。

「Sample」以下のファイル名が「01」・「005」・「021」と並んでいるが、これは実際の数値の順に並んでいる。つまり「021」>「005」>「01」であり、頭の「0」は無視されている。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/filenamesort1.jpg

一見、数値の順に並んでいて特に問題ないようだが...

だが、WindowsXP以前のOSではどう表示されていたかというと、数値の部分は文字列として扱われ、並んでいたはず。

ということは、文字列として扱われているので、「021」>「01」>「005」という並びになる。

理論上はWindowsXPの並びの方が正しいのだろうが、こちらの並びの方がなんとなくしっくりくる。

それなら何とかして、WindowsXPでファイル名の並びを昔の方法にしたいと思うのが人情だったりする。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/filenamesort2.jpg

これが今までの並び方。こっちの方がなんとなく馴染むにゃぁ。

お手軽な解決策

では、どうすれば良いかというと、レジストリを直接いじる必要があるっぽい。検索してみると、こんな情報があった。

しかし、レジストリエディタを操作するのは危険だし、いちいち再起動するのは非常にかったるい。もうすこしお手軽にできないものかと、更に検索してみると...ありました。

ここのウェブサイトにある「Windows XP のファイル名ソート」というページにある「xp-sort.reg.txt」を、拡張子を「reg」に変えてダウンロードし、ダブルクリックしてレジストリに食わしてやるとあら不思議、フォルダオプションの「表示」タブの中に「ファイル名のソート時に数値を考慮する」という項目が出現する。

この項目のチェックを外すと以前の並び方に、チェックを入れるとWindowsXPデフォルトの並び方に切り替えることができる。この方法だといちいち再起動する必要もないし、便利かも。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/filenamesort3.jpg

チェックを入れているので、現在はWindowsXPデフォルトの状態。

ということで、昔の並び方に戻したいとお嘆きの貴方、是非ともためしてみてくらはい。