インクジェットプリンタのインクを節約してみよう!!
プリンタのランニングコスト
俺様宅のプリンタをCANON MP770に交換してから約3ヶ月が経過した。
本来のプリンタとして、またスキャナとかコピーとかに大活躍してくれており、特に不満らしいものは出ていない。
ただし、インクジェットプリンタのランニングコストは本当に高いと思う俺様。
- MP770のインクは、5色で独立しているタイプ
- BCI-3eBK(顔料黒色)と、BCI-7e(染料黒色(BCI-7eBK)、シアン(BCI-7eC)、マゼンタ(BCI-7eM)、イエロー(BCI-7eY))の組み合わせ
- 染料黒色インクであるBCI-7eBKは写真印刷用/両面印刷用であり、通常使用では全く減らないらしい
- MP770の液晶ディスプレイでインク残量が確認できるのだが、確かにBCI-7eBKは全然減っていない
- BCI-3eBKの希望小売価格は1,100円であり、BCI-7e4色セットの希望小売価格はオープンだが相場は4,000円程度
...インクを全部交換すると、5千円程度の出費となり、元々の本体価格(2,000円(^^;))を軽々と超えてしまう。
しかしここでインク代をケチって互換インクを使ってしまうと、結果的にプリンタの寿命を縮める可能性が増大するかも。
インク節約ソフトの存在
ということで、どうにかしてインク代を節約できないもんかと悩んでいた俺様。
インターネットで検索してみたら、インク節約ソフトなるものがあるということに気付いた。
そういえば、昔導入を真面目に考えたことがあったが、効果がどんなもんかよく分からなかったし、有料だったので諦めた記憶がよみがえった。
取り敢えず、市販のインク節約ソフトの代表選手は以下のとおり。
いずれのソフトも、原理としてはインク濃度を調節してインクの使用量を削減 → インク寿命を延ばすというもの。
で、同様の機能でフリーのソフトがないもんかと探してみたら...あった!!市販ソフトの「なんでもエコ印刷」のフリー版が...こりゃ、試してみなくちゃなんめぇと早速ダウンロードし、使ってみることに。
なんでもエコ印刷
「なんでもエコ印刷」の特長は以下のとおり。
- 印刷時の濃度を薄くしてインクを最大50%節約
- 仮想プリンターとして動作し、どんなソフトからでも印刷可能
- 有償版ではページを縮小して1枚の用紙に複数のページを印刷する機能や、PDF作成機能もあり
それでは、早速インストール。
インストール方法自体は普通のソフトと一緒。
途中でスポンサー提供のソフトをインストールするかどうか選択を迫られるが、俺様は当然全部インストールしないことに。
最終段階まできたら、躊躇せずに「インストール」ボタンをクリックすること。
最後に再起動してインストールが完了。
再起動が完了したら、早速使ってみることにする。
印刷をする際に、「なんでもエコ印刷」というプリンタ名を選択する。
そうすると、設定画面が表示されるので、
- 右側の「インク節約を有効にします。」というチェックボックスにチェックを入れ
- 下にある「インクの節約率」を選択して
- 一番下にある「印刷を実行したら終了」というチェックボックスにチェックを入れ
- 画面左上にある印刷実行ボタンをクリックする
デフォルトのインク節約率は25%なのだが、取り敢えず50%で印刷してみることにした。
最後に、どのプリンタで印刷するのか確認を求められるので、実際に印刷するプリンタを選択する。
すると、いつもと変わらない感じで印刷開始し、いつもと変わらない感じで印刷が終了する。
出来上がりは...下記の画像を参照。
上半分が節約を全くしていない状態で、下半分が50%の節約を行なった状態。
比較してみると、明らかにインク節約を行なった方が印刷濃度が薄くなっているのが分かる。
しかし、文字は全く問題なく読めるし、画像もそう不都合はないクオリティかも。
これだけで、インクが50%も節約可能=寿命が倍になるのなら全然オッケーかも。
ということで、互換インクは使いたくないけど純正インクを買うのも癪だという俺様みたいなユーザ(^^;)のためにあるこのソフト、是非とも試してみてくらはい。
特に文字中心で印刷するユーザにはお・す・す・め。