自作の着メロを作ってみよう!!

我が家の携帯電話事情

実は、我が家で携帯電話を持っているのは奥様だけだったりする。

今の仕事では別に携帯を持つ必要性もないし(内勤だし)、ランニングコストが馬鹿にならないので生まれてこのかた携帯を持ったことがない俺様...え?携帯を持ったら悪さをするって...いやーそんなことはないっすよ(^^;)。

ということで、これからも携帯を持つことはないであろう俺様(完)>...終わるなよ(^^;)。

奥様の要望

現在奥様が使っている携帯は、auのA5509Tというやつ。最近の機種に比べてでかいけど、シンプルでそれなりの機能。

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とりあえず一人勝ち状態のau製携帯by東芝。

ある日突然奥様が、着メロを作ってくれと言い出した。なんでも、この間わざわざ見に行った「DreamGirls」(シュープリームスにインスパイヤされたミュージカル)のサントラの中の1曲をどうしても着メロにして欲しいとのこと。

その曲とは、「One Night Only (Disco)」だったりする。

着メロの作成方法

そもそも、携帯も持っていないし着メロの作成なんて考えたこともなかった俺様だが、ネットで探してみると、「オケラボブログ跡地」で作成方法を発見。MacOSX上で作成というネタだが非常に参考になりました。多謝。

大まかな作成のプロセスは以下のとおり。但し、以下のプロセスはDoCoMoの携帯には使えないっぽいので注意すること。

  • MP3のデータ又は音楽CDからWAVファイルを作成
  • WAVファイルを加工し、トリミングしたり音量調整したり音色を変えて適当なサイズにする
  • 加工したWAVファイルをauの携帯電話で使える形式である、PureVoice形式又はMMF形式に変換してやる
  • 変換した着メロのファイルをメールに添付して携帯に転送し、携帯の側でそのファイルを着メロに指定する

準備したソフトは以下のとおり。

  • CD2WAV32(定番のリッパー) → 音楽CDからWAVを吸い出すのに使用。他にも、「午後のこーだ」と組み合わせることにより、最強のMP3作成環境が構築可能
  • SoundEngine Free → WAVファイルの加工に使用。殆どの加工ができてしまうという神なソフト
  • PureVoice v2.4.0 → auの着ボイス用の音声形式であるPureVoice形式(qcpファイル)への変換ソフト
  • Wave to SMAF コンバータ → ヤマハが開発した着メロ用の音声形式であるSMAF形式(mmfファイル)への変換ソフト → 現在リンク切れの模様
  • その他、データ通信ソフト → 携帯とPCのデータの遣り取りに使用。俺様は「MySyncSuite」を使用

作成開始~PureVoice編

まずは、音楽CDから目的の曲のWAVファイルの吸い出し。ここでは、「CD2WAV32」を使用してさくっと吸い出し。もし、手持ちのMP3データをWAVファイルに変換したい場合は、「MPx2WAV32」とか使って作成しても可。

3分12秒の曲だが、WAVファイルにするとなんと32.3MBもの大きさになってしまう。

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定番中の定番である「CD2WAV32」。毎度お世話になっております。

次に、WAVファイルの波形加工用ソフトを使って、「必要な個所切り出し」+「音量の最大化(ノーマライズ)」+「フェードアウトの設定」+「音質の調整」(おまけ)を行なう。

SoundEngine Free」は、上記の全ての作業が簡単にできてしまう。本当に神なソフトかも。

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WAVファイルをはじめとして、様々な音声の加工が可能。

次に、加工したWAVファイルを「PureVoice v2.4.0」を使ってPureVoice形式のファイルに変換。

まずは、WAVファイルを読み込み、ファイルメニューから「コンバート(Convert)」を選択すると、あっちゅー間にに変換が完了する。それからファイルメニューから「セーブ(Save)」を選択すると、元のファイル名に拡張子「qcp」がくっ付いたPureVoice形式のファイルとして保存が可能。

試しに、作成されたPureVoice形式のファイルをダブルクリックすると音声が再生されるはずなので、きちんと確認すること。

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本来は着ボイス作成用のソフトだが、お手軽。

最後に、作成したPureVoice形式のファイルをメールに添付して携帯に送信し、携帯の側で添付ファイルを保存して着メロに指定。

...すっげー音が悪い(^^;)。本来着ボイス用のフォーマットなので仕方がないとしても、音悪過ぎ。

作成開始~SMAF編

それではと、本来の着メロ用のフォーマット(?)であるSMAF形式への変換に挑戦。

まだ加工済みのWAVファイルは削除していないかと思うので(^^;)、そのWAVファイルをWSC-MA2のウィンドウにドラッグ&ドロップするだけで...簡単にSMAFファイルが作成可能。

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かわいらしいウィンドウに...

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ファイルをドロップすると...

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簡単に作成可能!

作成されたSMAFファイルを先程と同様にメールに添付して送信した...が、なぜか携帯の側で添付ファイルを保存できない。ちゃんと届いているのに。

仕方がないので、携帯のデータのバックアップ用に使用している「MySyncSuite」を起動し、ファイルを送り込む。本当はメモリカード経由でのデータの遣り取りが楽なのだけれども、この機種はメモリーカードに対応していないもんで。

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au製の携帯とPCとの間で様々なデータが遣り取り可能。

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データフォルダのスプラッシュ画面。綺麗っすね。

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ここでSMAF形式のファイルを指定。

...ばっちり再生できた。しかも、PureVoice形式より数段音が良いかも。ま、もともとのフォーマットが違うので比較もアレだけど。

ということで、これからどうせ作るのであれば、SMAF形式がお薦め。作成方法も簡単なので、お気に入りの曲をどんどん着メロ化するのも吉ということで。