セキュリティアップデートを無理やり削除してみよう!!
セキュリティアップデート自体の不具合
確か2007年の4月頃のお話。
5号機(NEC PC-9821V166S5C2改)に久し振りに火を入れて、Windows2000のセキュリティアップデートを行ない再起動をしたら動作がおかしい。
起動するにはするが、デスクトップのアイコンが化けたようになり、アイコンをクリックしても反応なし。どのプログラムも起動できず、再起動のみ可能。
最初は、HDDがいかれた/システムファイルがぶっ壊れたのかと心配したが、検索してみるとどうやらセキュリティアップデート自体の不具合らしい(^^;)。DOS/V版のアップデートは正常に行なえたので、PC-98版のみの不具合っぽい...。
問題のセキュリティアップデートは、KB931784というやつ。「Windows ベースのシステムのセキュリティを悪意のあるユーザーが侵害して、そのシステムを制御できるというセキュリティの問題が Windows カーネルに発見されました。」ということについて対策をして、逆に調子が悪くなるのはお約束...
ところで、どうすりゃアンインストールできるのか?この状態だとコントロールパネルすら開くことができない。
セキュリティアップデートの削除
で、再度インターネットで検索してみると、どるこむにてソリューション発見。
- スタートボタンを右クリック
- メニューの一番下にある「エクスプローラ - All Users(X)」を選択
- エクスプローラが起動するので、一番上の階層までなんとか辿り着く
- コントロールパネルを探して開く
- アプリケーションの追加と削除を選択
- KB931784を削除して再起動
上記の作業を行なったらあら不思議、正常に動作するようになりましたとさ(^^;)。
...しかし、解決策を探せずに再インストールも覚悟していたのは内緒。恐らく、日本全国で256万人くらいが同じく悲惨な目にあっているかも...そんなにPC-98ユーザはいないか(^^;)。
少数派とはいえ、まだPC-98でWindows2000を使っているユーザはそれなりにいるんだろうから、きっちりとアップデートは検証してくれぃ!!>Microsoft。
...もしかして、PC-98の利用をあきらめさせるための陰謀か?(^^;)んなぁこたぁないか。