VAIOのハードディスクを換装してみよう!!
上司のパソコンの不具合
以前無線LAN環境構築をした上司のパソコンの調子が悪いっぽい。上司曰く、
- 使っていると突然フリーズする
- WindowsXPの起動が異常に遅い
- 起動してからも動作が遅い
- 起動中にかなりの確率で青い画面(ディスクスキャン)が出てくる
...って、そりゃ誰がどう考えてもハードディスク廻りの問題だろう。さて換装換装(^^;)。
肥大化する容量
幸いに(?)、このパソコンはつい最近諸般の事情でクリーンインストールしたばかりだったりする。クリーンインストールのついでに、愛用しているTrueImageでハードディスクのバックアップを取っておいたので、新しいハードディスクにイメージをリカバリしてから換装してやれば楽勝。
で、2.5インチのハードディスクを探しに大宮のビックカメラとかソフマップとかを彷徨ったが、SATAのやつばっかりで、もうIDEのやつは稀少っぽかった。そんでもって、容量は最低でも40GBと、無駄に容量が大きい(オリジナルは20GBの容量)。
上司は通販をしたり競艇を見るくらいしかパソコンを使わず、大容量は非常にもったいない感じがしたけど仕方がなく60GBのハードディスクを購入。ま、いいっか。
換装開始
ということで、購入したハードディスクにイメージをリカバリして、日曜日の夜に上司のマンションを訪問して換装開始。
上司のパソコンは、SONYはVAIOのPCG-FX33G/BPであり、割とハードディスクの換装がしやすいタイプだったりする。
まずは、正面向かって液晶のヒンジ手前で電源スイッチやボタンが付いている紫色のプレートの左側面にあるネジを一個外す。
次に、紫色のプレートを右方向にずらして、ゆっくりと持ち上げる。このプレートはフレキケーブルで本体に接続されているので注意すること。
そうすると、真ん中あたりにキーボードを固定している黒いネジが出現するので、このネジを外す。これでキーボードも外れる。キーボードも同様にフレキケーブルで本体に接続されているのでゆっくりと。
本来であれば、フレキケーブルを外して作業をするのだが、フレキケーブルを元に戻すのが面倒なので(^^;)、接続したままで作業を続行する。ということは、紫色のプレートもキーボードも液晶画面に立て掛けたままで作業するということ。
キーボードを、フレキケーブルが接続されたままで液晶画面に立て掛けてやると、いよいよハードディスクがお目見え。
ハードディスクのマウンタを固定しているネジを外し、真上にマウンタを持ち上げて取り外す。
あとは、マウンタとハードディスクを固定しているネジを取り外し、新しいハードディスクと交換し逆の手順で組み立て直すだけ。
結果、無事に上司のパソコンが復活。新しいハードディスクだけあってアクセス速度もかなり速くなっているようで、操作時のストレスもしっかりと解消されているっぽい。
今回は、予めハードディスクのリカバリを行なっていたことが、かなりの時間短縮につながった。これが壊れかけたハードディスク相手だったら、何倍もの時間が掛かっていたはず。
やはり、日頃のバックアップ=日頃の行ないが大切ですな(^^;)。