Compaq dx6120のマイクロコード更新 → 失敗編

今使っているHP Compaq dx6120のCPUは、いわゆるIntelのPrescottコア(90nmプロセス)の530、3.00GHz(200MHz x15)だったりする。

FSBは800MHzで、Hyper-Threadingにも対応しそれなりのパフォーマンスを発揮してくれるが、いかんせんTDPが84Wとかなりの大飯喰らいであり、発熱もかなり凄かったりする。

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何よりも俺様が残念に思うことは、クロック周波数が3.0GHz固定ということだったりする。

最近のCPUは、クロックとか倍率を動的に可変させることができるのが当たり前(例えば、こんな感じ)になっているが、このCPU(Pentium4 530)はそういった技が使えない。

いつもいつも全速力で頑張ってくれるのは嬉しいが、無駄も多かろう...ということで、この系列のCPUで倍率可変が可能な仲間を探してみたら...後継であるPentium4 600シリーズで、いわゆるEISTを採用しているということなので換装を決意してみた。

しかし、その前にそもそもこのdx6120が新しいCPUに対応しているかどうか確認する必要がある...調べてみたら、いわゆるBIOSのマイクロコードの更新をしてやる必要があるっぽい。

更新をしないと、よくある話だがPCが起動すらしないようで。

早速HPのサイトからマイクロコードの更新プログラムをダウンロードしてフロッピーディスクを作成した。ちなみに最新のバージョンは「786C BIOS Family Processor Microcode Update 1.10 A (31 7 2006)」(2009年10月現在)だったりする。

手順としては、BIOSの更新とほとんど変わりないようなので、早速更新してみることに。

フロッピーディスクを食わせてパソコンを起動すると、ユーティリティが起動するのでエンターキーを押す。

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ROMPAQという名前のユーティリティが起動する。

ここでBIOSとマイクロコードのどちらを更新するのか訊いてくるので、マイクロコードの更新を選択してエンターキーを押す。

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どちらを選択するかって?当然決まっているじゃん。

ここで、現在入っているマイクロコードのバージョンと、新しいマイクロコードのバージョンが表示される。

ここで不思議に思ったのは、現在入っているマイクロコードのバージョンが「Ver 1.09」となっているということだったりする。

HPのサイトでは、前のバージョンが「1.08A」となっていて、「1.09」などというバージョンは存在していない...実に不思議だ。

しかし特に問題はなかろうということで次に進むことにした。

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現在のバージョンが1.09って...謎のバージョン。

最後に、本当に更新をするのかどうか確認を要求されるので、エンターキーを押すと更新を開始する。

更新が無事に完了すると電源を切って入れ直せやというメッセージが表示されるので、素直に従い電源を入れ直す。

...マイクロコードが更新されていない(^^;)。

いくら更新を試みても、マイクロコードのバージョンは「Ver 1.09」のまま...

埒があかないので、今回は残念ながらマイクロコードの更新を諦めた俺様...非常に残念感が漂う。

いつか絶対に何とかして更新してやると心に誓った俺様でしたとさ。

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最後の確認。後には戻れないので覚悟せよ(^^;)。

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無事に更新が完了したかに思えたが...意外な落とし穴が。