ラムの祭典に突撃してみよう!!

偶然で幸運な出会い?

とある初夏の出来事...宝くじを買いに有楽町へ奥様と出掛けたのだが、交通会館の前で美味しそうなラムカクテルの屋台を発見。

カクテルに目がない奥様、早速一杯注文したのだが、その時に店のお兄さんがくれたパンフレット、それに書かれていたのは...「Rum Festa 2011」なるイベントの告知。

なんだか面白そうなので調べてみると、下記の事実が判明。

  • 主催はジャパンインポートシステム(酒類の輸入及び卸売)であり、2008年から開催されている
  • いわゆる「フレンチ・クレオール・ラム」に特化した祭典
  • 2011年はフランス本土の生産者も参加し、交通会館で開催 → ラムフェスタ+(プラス)と呼ばれるイベントとなった
  • 事前に会員登録しておけば無料で招待 → 当日券だと3,000円支払う必要あり
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ラムの本場から本物のラムがやってくる!しかも俺様の聞いたことのないブランドばっかり。

...こりゃ、登録するっきゃないっしょ、ということで、俺様と奥様の2名分を登録したのは言うまでもない。

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ラムフェスタに参加するためには、主催者の会員制クラブに事前登録しておく必要がある。

登録自体は非常に簡単だったりする...今まで全然知らなかった、こんなイベント...かなりラッキーかも。

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あっけなく登録完了。あとは郵送で何か送られてくるらしい。

郵送されてきたもの

しばらくしてから俺様宅にメール便が到着したのだが、封筒の中には、チラシとチケットが入っていた。

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ラムフェスタ+2011のチラシ。

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こちらがチケット。無料というのが嬉しい。

今回参加するブランドは以下のとおり。

  • マルティニーク島ブランド → トロワ・リビエール、ラマニー、デュケーヌ、セント・ジェームス、J.バリー、デパズ、ラム J.M、ネイソン
  • グアダループ島ブランド → ダモワゾー
  • マリーガランド島ブランド → ビエール、ペールラバ
  • レユニオン島ブランド → リビエール・デュマ、サバンナ

トロワとかラムJ.Mとかペールラバあたりは聞いたことがあるが、よく分からないブランドだらけ(^^;)。

チラシをよく見ると、今回から来日するフランス本土からの生産者も記載されている。

  • コニャック → ポール・ジロー
  • カルバドス → シャトードブルイユ
  • アルマニャック → ジェラス
  • ワイン → メゾン・シシェル

...ポール・ジロー、マジっすか?あのレモン・ハートでもネタになったというコニャックの生一本?

ますます期待が高まる俺様...早くその日が来ないかなと心待ちにしていたのは言うまでもない。

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ポール・ジローをはじめとする著名ブランド生産者も来日。

いよいよ当日

なんだかんだであっちゅう間にイベント当日となり、奥様と二人で有楽町へと向かう。

でもって、交通会館の12階までエレベーターで昇り、降り立った先には...ラムフェスタ+2011会場が。

案内図によると、会場は大きく分けて4つのエリアに分けられている。

  • ラムエリア
  • クレオールエリア
  • ブランデー&ワインエリア
  • 銀座バーエリア

...どこから攻めるべきか?

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エレベーターの真ん前。受付は左。

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会場案内図。4つのエリアがある。

と、その前に受付に向かい、招待券と入場券+ドリンクチケット10枚(一人当たり)を交換し、ミネラルウォーターのペットボトルをもらう。

このチケットで色々な種類のラムとかをテイスティングできるのだが、ラムの種類によって何枚チケットが必要なのかが異なっている...当然希少なラムとかお高いラムはチケットの枚数が必要ということで。

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パンフレットとドリンクチケット。

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入場券。今回は第一部(前半の部)だった。

まずはラムエリアからいってみることにした。

会場内はすでに半分酔っぱらったような客が沢山(^^;)。みんな思い思いにティスティングしている。

気に入った、または試してみたいブースに行き、チケットを渡してカップにラムを注いでもらい、それを飲む、の繰り返し。

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あちこちのブースで酔っ払いが大量発生(^^;)。

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どのラムを飲むべきか...思案中。

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俺様でも知っているブランド、Rhum J.M.。

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テイスティング用の小さなカップ。

俺様はあまり、というか全然フレンチ・クレオール・ラムを知らないので、まずは知っているブランド、あのポール・ジローから攻めてみることにした。

ブランドは知っていても実際に飲んだことはなく、なんだか期待で胸がわくわくする(^^;)。

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ブランデー&ワインエリアからスタート。

で、ポール・ジローのブースへ向かい、どの銘柄にするのかメニューと睨めっこ。

有名なブランドだけあって、かなりの人だかりかも。

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ポール・ジローのブース。かなりの混雑。

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何枚のチケットを突っ込むのか、かなり悩むところ。

ま、最初なんでポール・ジローの25年をチョイス...チケット2枚をおねーさんに渡し、黄金色の液体をカップに注いでもらう。

注がれたそばから辺りにいい香りが漂う...かなり期待値が上昇!!

それでは早速一口含んでみる...うわっ...今まで飲んでいたブランデーとは全然違っている...こんなに香りが良いブランデーは初めてかも。

味もすっきりしていてコニャックの生一本と言われているのは伊達ではないということを実感...ところで、奥様は一口含んで咽ていた(^^;)。

今回はポール・ジロー氏本人も来ており、色々と客とやり取りをしていた。見るからに人の良さそうなおじさんだが、眼光は鋭いかも。

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ポール・ジロー25年。ブランデーらしからぬ色か?

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真ん中の奥のおじさんがポール・ジロー氏本人。

再度会場内を徘徊してみると、何と!つまみを持込んで一杯やっている連中が多数...盲点だった → つまみ持込み。

さすがに酒とミネラルウォーターだけだと厳しいかも...次回は持ち込もう(^^;)。

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思い思いの酒を飲み、語り合う光景。

さて、お次は銀座バー・エリアへと行ってみたが、準備中...もう一度出直すことにした。

第1部の店は、「リトル スミス」、「ガスライト銀座」、「三笠会館 Bar 5517」、「BAR EVITA」、「BAR 保志」の5つ。

それぞれの店がラムメインのカクテルを提供してくれるので、これまた期待が高まる。

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銀座バー・エリア。まだ準備中でした。

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銀座の錚々たるバーが勢揃い。

んでは、いよいよメインのラムエリアに突撃...もうここいらへんになると赤い顔をした老若男女が賑やかにラムを楽しんでいる。

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とにかく色々なラムがある。どれにしようか?

残りチケットを考慮しながらも、俺様がチョイスしたラムは...ラムJ.Mとペールラバ、そしてトロワ・リビエール。

いつも自宅で飲んでいる、というかカクテルで楽しんでいるバカルディとは全く違った味わいであり、それぞれが個性の塊かも。

...しかし、ストレートだときっついわー(^^;)。

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あれこれ悩んでラムをチョイスしている。

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あーだこーだと薀蓄を並べまくるのもまた一興。

銀座バー・エリアの準備ができたようなので行ってみると...もう長蛇の列(^^;)。

バーの名前というよりも、どういうカクテルを出しているのか見てから列に並ぶ。

奥様と何種類かカクテルを味わったが、一番気に入ったのが「サマーフェスタ」なるカクテル。

レシピをバーテンさんに聞いたが、ラム+パッソア(パッションフルーツ)+オレンジジュース(とライムジュース)の組み合わだそうな...非常に爽快な味わいであり、これなら自宅でも作れそう。

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オープンした直後に群がる酔っ払い達。

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にこやかにカクテルを提供するバーテンさん。

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シェイカーの振り方が非常に格好良い!惚れたぜ(^^;)。

最後にクレオールエリアに行き、お土産品を物色。

非常にカラフルにペイントされ、いかにもジャマイカといった感じのボトルが山ほど並べられている...店のおねーさんも非常に綺麗(^^;)。

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ちとお高いが、ハンドペインティングされたボトル。

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カラフルな衣装を纏ったおねーさん。

なんだかんだで奥様の分と合わせ20枚のチケットをきっちりと使い切った俺様と奥様、かなり酔っぱらったかも。

追加でチケットを買って更に深みに嵌る...というのもありだが、日曜日の午後ということを思い出し泣く泣く帰宅(^^;)。

来年もしこのイベントが企画されるのであれば、絶対ラムにぴったりと合うつまみを持込んでやる!ということと、まだ飲んでいないラムを制覇してやる!と心に誓った俺様でしたとさ。