パソコンの利用時間を制限してみよう!!
青少年へ与える影響
お茶の間にある家族共有機であるNetVistaさんだが、放置しておくと長男(中二)が延々と占有している。
お茶の間ということもあり、堂々とエロサイトを閲覧ということも恐らく不可能だが、長男が現在はまっているサイトはニコ動とかヨウツベとか2ちゃんとかくっだらねーサイトばっかり。あとはメール及びiTunesを少々。
このままでは、ただでさえ身が入らない勉強を更にやらなくなるのでどう対処したら良いのか?悩みますな。
対策その1~利用時間の制限
ということで、しばらく前から利用時間の制限を目的として「時間ですよ!XP」というツールを導入している。
これは、ユーザアカウント毎に一日/一週間/一ヶ月という範囲の中で利用時間を制限することができるというツール。利用時間の残りがなくなったら、強制的にログオフしてその後はそのアカウントでの利用ができなくなる。
起動すると、設定が可能なユーザ名の一覧が表示されるので、設定をしたいユーザを選択する。
ここで、長男だけ一日あたり0.1時間~2時間という制限をして使わせていた。なぜ0.1時間~2時間という幅を持たせているかというと、テスト勉強をしなかったり宿題をやらなかったりと気に食わないイベントが発生したら、速攻で時間を削ってやったから(^^;)。
対策その2~稼動時間の制限
利用時間の制限はそれなりに機能していたが、敵もさるもの引っ掻くもの、自分のアカウントの利用時間がなくなったら、母親(=奥様)に頼み込んで母親のアカウントで利用するようになった(^^;)。
母親のアカウントは無制限にしているので、これまた夜中まで使い放題...頭に来たので、対策を講じることにした。
要するに、利用時間の制限のみではなく、パソコンの稼働時間自体も制限する必要がある。例えば夜の9時から朝の6時まで使えなくするといったように。
で、Vectorとかで色々探してみたけど、俺様の心の琴線に触れるようなソフトが...見付からない。
こういう技は、Windows Vistaであれば楽勝で使えるようだが、わざわざこれだけのためにVistaに乗り換えるのは間抜けなのでもう少し探してみる。
で、最終的に「パソコンねむねむPro」というジョークソフトっぽい名前のシェアウェアを発見。色々な機能を持っているようで。
- ユーザーアカウント選択
- 午前と午後でタイマー制限可能
- 各曜日別に設定可能
- パソコン起動時間帯制限 → この機能が欲しかった
ということで、「時間ですよ!XP」により一日あたりの利用時間制限をしつつ、「パソコンねむねむPro」により一日あたりの起動時間帯制限を組み合わせることによって長男の野望(^^;)を未然に防止できるというわけ。
しかし、この「パソコンねむねむPro」というソフト、かなり設定方法が手強かった。マニュアルというか、ヘルプを読んで設定してみてもうまくいかない。原則として設定対象のアカウントが管理者権限(いわゆるアドミ)でないと駄目っぽい。
- 一旦、長男と奥様のアカウントの種類を「制限付き」から「管理者」へ変更
- 「パソコンねむねむPro」のプログラムフォルダを、長男と奥様の「C:Documents and Settings」以下のそれぞれのユーザのフォルダにコピー
- 長男と奥様のそれぞれのアカウントでログインし、起動時間帯制限を設定。今回はそれぞれ夜の9時から朝の6時まで利用できない設定にした
- 長男と奥様のアカウントの種類を「管理者」から「制限付き」へ戻す
下の画像は、各種設定のうち基本設定。右側真ん中の「その他の設定」のボタンをクリックすると、起動時間帯の制限の設定となる。
「その他の設定」にて、起動時間帯の制限を行なう。結構細かく設定が可能。
「その他」の設定。この他にも、タスクマネージャを起動不可にしたり(このプログラムを殺せないように)、時計の設定をいじったら起動不可にしたり(起動時間帯をずらしたりできないように)とか色々と設定が可能。
対策の結果として
最終的に、利用時間制限+起動時間帯制限の合わせ技により長男の野望を見事に阻止できたっぽい(^^;)。
母親のアカウントも夜の9時から朝の6時まで起動できないようにしているので、完全に諦めてマンガを読んだりゲームをしたりiPodを聞いたり...って、あまり状況に変化がないような気が...(^^;)。
とにかく、勉強せんかい!!!ということで。