GAIAさんのリコール

120万分の1

会社で昼休みにネットサーフィン(死語)をしていたら、「トヨタが120万台のリコール」というニュースが目に付いた。

...120万台か、えらい豪気なもんやなぁと関西弁で独り言をつぶやきながらトヨタのサイトに飛んで内容を確認してみると...

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/gaia_recall01.jpg

ノア、ヴォクシーなど16車種と記載しているが、実は...。

しっかりと対象車種にGAIAが入っているじゃん...(^^;)。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/gaia_recall02.jpg

ちなみに俺様のGAIAさんは上から二段目の7,105台のうちの1台。

具体的な不具合の内容としては、

(1)エンジンの燃料パイプにおいて、加工ばらつきによる強度評価が不足していたため、加工時の肉厚減少が大きいとその部位の応力が高くなり、燃料中の腐食成分が作用してパイプに微小な亀裂が発生することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、燃料の圧力変動により亀裂が進行し、燃料が漏れるおそれがあります。

(2)エンジンの高圧燃料ポンプにおいて、チェックバルブ(逆止弁)締結部ガスケットのばらつきによるシール性評価が不足していたため、長期間使用するとガスケットの応力緩和によりチェックバルブ締結力が低下するものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、締結ねじ部を伝って燃料が漏れるおそれがあります。

ということらしいが、「国交省によると、燃料パイプの継ぎ目の溶接部分を削りすぎたものがあり、燃料の成分でパイプが腐食して亀裂が入って燃料が漏れる」(by asahi.com)というしょうもない不具合っぽい。

...「強度評価が不足」というのと「溶接部分を削りすぎた」って原因系がかなり違うような気がするが、不具合は不具合だ。

で、修理内容は、

(1)全車両、燃料パイプを対策品に交換します。

(2)全車両、チェックバルブとガスケットを対策品に交換します。

だそうだ。

120万分の1という宝くじ並みの確率(もっとも1等賞は1,000万分の1だが)でリコールとなったGAIAさん、果たしてどうなることやら?

再度のお願い

そうこうしているうちに、トヨタから俺様宅に郵政省メールが到着した。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/gaia_recall03.jpg

何となくベージュっぽい色のお手紙が来ました。

内容としては、ニュースとかトヨタのウェブサイトで出ていたものそのまんまで、「リコールで修理に2時間くらい掛かるんでよろしくぅ。」といったもの。

https://hkjunk0.com/wp-content/uploads/gaia_recall04.jpg

あくまで「強度評価の不足」で押し通そうとしているように見える。

このメールをもらった時点では修理が集中しているだろうから予約も取りづらいんでないかい?と思った俺様、しばらく放置プレイ状態にしておくことに。

で、そのまましっかりと忘れてしまっていた(^^;)俺様の元に、再度トヨタから郵政省メールが。

メールの内容は全く変わらずだが、「そろそろいいかげん修理に出せやゴルァ」という無言の圧力?を感じた俺様、予約をすべくディーラーに電話をしてみた...やはり3ヶ月以上経過していると大体落ち着いているようで、さくっと予約完了。

で、早速翌週にGAIAさんを持ち込み、予定通り2時間で修理完了した。

修理後の状態は全然修理前と変わらないようだが、精神衛生的には良かったかも知れない。

とにかく、昔と違ってメーカーもお気軽にリコールを発表するようになっているが、あまり迷惑を掛けないで欲しいと切に思った俺様でしたとさ。