特殊フォーマットのDVDを再生してみよう!!
再生不可
奥様が、友達にコピーしてもらったDVDが再生できないというクレームを俺様にしてきた。
確かに、お茶の間のDVDプレイヤーであるSONYのDVP-NS575Pで再生しようとすると、わけの分からないメッセージが表示されて全く再生できない。
試しに、お茶の間のパソコンのDVDプレイヤー(PowerDVD)で再生しようとしても、同様に再生できない。
謎のDVDの正体
このDVDは、一体どういう作りなのか?ただ単にコピーが失敗している可能性もあるけど。
で、エクスプローラでDVDの中身を見ると、見慣れない形式のファイルがあった。
その中で、拡張子が「VRO」というファイルのサイズが一番大きく、恐らくデータの本体っぽい。
このファイルをエクスプローラでハードディスクにコピーして、拡張子を「mpg」に変更してDVDプレイヤー(PowerDVD)で再生しようとしたが、やっぱり再生できない。
...これは、いわゆるCPRMというやつ?多分、恐らく、絶対そうに違いないかも。であれば、CPRMに対応したプレイヤーでなければ再生は不可能。
当然、俺様宅のDVDプレーヤーは対応していない...非常に、悔しい(^^;)。
対策
一般ピープルであれば、ここで大手家電量販店に飛んでいってCPRM再生、ついでにBlu-Rayに対応したプレイヤーでも購入するかと思うが、そんな余裕は全くないので別の手を考えることにした。
要するに、CPRMの機能を外しさえすれば良いので、ネットで検索してみると色々な事例を発見。その中で、こちらの事例を参考にしてみた。
準備するのは、「cprm2free,cprmgetkey全バージョン」と「c2dec」と「relCPRM v0.0.664」というファイル。これを解凍して一つのフォルダに放り込む。
で、「relCPRM」というプログラムを起動して、保存先とかオプションを設定する。
あとはSTARTのボタンをクリックして、変換されるのをひたすら待つ。
あとは、変換されたファイルをDVDのオーサリングソフトで読み込んで、適当に編集してDVDを作成するだけ。
ということで、めでたく我が家のDVDプレイヤーで再生できるようになりました。ぱちぱち。