俺様宅のパソコンとか周辺機器を棚卸してみよう!!
お盆の大格闘
今年のお盆は特にやることもなく、家に引篭もり状態の俺様だったが、ゲーム機の棚卸のついでにパソコンとか周辺機器の棚卸も一緒にやっちまえということで、死ぬ思いをしてやったんでその結果を報告してみる。
まずはNECのPC-8001mkIISRから。一世を風靡したPC-8001の後継機種で、1985年発売。
当時SHARPのMZ派だった俺様は、綺麗なカラーが出力できて色々なゲームで遊べて人気者だったPC-8001に対しては憎悪といえるかもしれない複雑な感情を抱いていた(^^;)。
...ほら、アレだ、小学校のときにクラスの人気者に意地悪をしてしまうような感じ?その頃のMZユーザーは全員そんな感じだったかも?(俺様だけか?)
お次は同じくNEC謹製のPC-6001...いわゆるパピコンであり、1981年発売。
家庭用のテレビに映像出力することが可能であり、当時ナイコン少年だった俺様は、友達の家でASCIIのAX-5「ORION」をやりまくっていた記憶がある(I川君、すまんかった)。
...キーボードを押したときに出るプチプチ音がたまらなかった(^^;)。
ところで、PC-8001mkIISRのところの画像のコメントに書いたけど、大昔のコンピュータはプログラムとかデータをカセットテープに保存していた。
で、専用のカセットデッキ(データレコーダと呼ばれていた)を使って、I/Oとかの雑誌とにらめっこでせっせと打ち込んだプログラムを保存していた懐かしい記憶が蘇る。
しかし何回もテープを読み書きしているとあっさりとエラーが出てしまい、泣く泣く入れ直したといういやな記憶も蘇った(^^;)。
さて、次はMSXの在庫棚卸。
第一弾はVictor謹製のHC-7。
MSXといえば家電メーカーもこぞって参入し、まとめてずっこけた感があるが(^^;)、当時大手だったビクターもご多分に漏れずMSXパソコンを発売していた。
このHC-7は最上位機種?らしく、スーパーインポーズ機能とかRAM64KBとか高スペックを誇っていたが、MSX1規格にも関わらずアナログRGB出力(21ピン)を備えていた。
第二弾はSONYのHB-F1XV。
いわゆるMSX2+規格であり、SONY最後のMSXマシンとなっている...この規格(MSX2+)はソニー、三洋電機、松下電器産業のみが参入。
お約束で内蔵しているFDDドライブのゴムベルト劣化とか、電解コンデンサの劣化による音割れとか色々不具合が出ているようだが、なかなか格好が良いデザインかも。
第三弾は同じくSONYのHB-F1II。
普通のMSX2規格だが、一連のSONY製MSXマシンに通ずる格好良いデザインは当時の青少年を虜にした(と思う)。
第四弾はなんと、あのヤマハ謹製のMSXパソコン、YIS503。
楽器屋が作ったというだけあり、特に音関係はMSXらしからぬ独自の拡張がされていた...完全に大人向けという感じ?
ところで、ヤマハは今でも「音楽製作機器」として過去に発売したコンピュータの情報をウェブに掲載しているのだが、非常に立派だと思う。
例えばFMサウンドシンセサイザとかMIDI端子とか、絶対その筋の人間にしか分からない機能拡張。
挙句の果てには(^^;)、キーボードまで周辺機器として準備されていた。
あと、YISシリーズをYISシリーズたらしめるための周辺機器であるアクセサリー群だが、FMサウンドシンセサイザユニットだけではなく色々と発売されていた。
俺様が持っているのは、
- YRM-11 FM MUSIC MACRO
- YRM-12 FM VOICING PROGRAM
- YRM-15 FM MUSIC COMPOSERの3つだったりする。
まだまだあるぞ!第五弾はSANYO謹製のMSXコンピュータ。確かにSANYO製なのだが、ボディには「SPC Super」という謎のロゴが印刷されている。
さらにその右には、「SANNO Primary Computer」という文字が...SANNOって、SANYOのTYPOではなくもしかして産能大のこと?
恐らく、当時パソコン入門かなんかの講座があり、その教材としてついてきたかも知れない...詳細は不明。
ま、中身はごく普通のMSXみたいなのだが。
もう疲れてきた(^^;)が、第六弾は幻?の1chipMSX。
2005年、最初にアスキーで予約注文が開始されたときに速攻で(1個)注文を入れたのだが、結局目標である5,000個に届かず流局となってしまった。
で、翌年仕様をMSX2相当までバージョンアップして5,000台限定で発売されたのだが、全然競争もなく楽勝でゲットできたのは内緒(^^;)。
- SDメモリーカードまたはマルチメディアカードが使える
- 映像はビデオ・S映像の他、VGA出力が可能
というような、非常に高機能になっている部分もあったりして、究極&最終版のMSX2コンピュータと呼ぶに相応しい出来かも。
気を取り直して第七弾はMSXパソコンではなく、MSXゲームリーダー。
これは、MSXのROMカートリッジをWindowsマシーンにUSBで接続して遊べるようにするというアダプタ?エミュレータ?
公式のMSXエミュであり、かつ実機のROMカートリッジを使うので著作権絡みの問題は全くなし。
全然遊んでいないが、いつか好きなだけ遊べるように大切に保存しておきたい(^^;)。
まだまだ続くよ第八弾...(^^;)。
今度はSEGAが日本IBMと共同で開発した「TERADRIVE」...メガドライブの上を行くということでテラドライブなのだが、CPUにはなんと286という素晴らしいやつを採用しており、大方の予想通りずっこけた(^^;)。
メガドライブモードでVGA出力(15KHz)が可能というところはナイスだが、いかんせんしょぼいスペック...DOS/Vマシーンとしてならそこそこいけるが、Windowsなんて夢のまた夢。
有志によりCPUの張替え、メモリの増設等色々と改造されまくったりもした。将来俺様もやってみようと思っている → いつになることやら?
第九弾...妙に怪しいシールを貼られまくりのこのノートパソコン、NECのPC-9801nvというやつ。
NEC初の98ノートであるPC-9801nの後継として1990年に発売されたこのマシーン、実は俺様が初めてまともに購入したパソコンだったりする。
当時はパソコン通信が全盛で、外付けモデムでピーギャーとやっていた懐かしい記憶が...NIFTY-ServeとかPC-VANとかに入っていたなぁ...(遠い目)。
あと、画面がモノクロ液晶なのだが、RGB信号を外部に出力できるように改造済みだったりする...半田付けが無茶苦茶大変だった記憶があるが。
現在は押入れの中で眠っているのだが、捨てられない、これだけは。
ここで、一息ついて第十弾。
MSX用のソフトと周辺機器(ほとんどがジョイパッド/コントローラ)のご紹介。
箱入りやら裸やら、これまたかなりの種類のソフトがあるけど全然遊べていない(^^;)...ジョイパッドやマウスもあるのに。
...いつになったら遊べるのやら?>誰も分からない、んなこたぁ。
ラストスパートということで第十一弾。
ぐっと最近のパソコンになってきた...といっても1997年発売のIBM ThinkPad560E。
Windows95がブイブイ言わしていたときに発売された、大人のノートパソコン。
CPUはMMX Pentium166MHz(1.6GHzではなく)、メモリは最大で(80GBではなく)80MB、ハードディスクは(21GBではなく)2.1GBと当時としてはハイスペックだったと思うが、今ではなんとも(^^;)。
これで最後の第十二弾。
お茶の間使い&外出用にとゲットした富士通のFMV-TC8210。
型番の頭がTCということで、いわゆるハードディスクが無く、内蔵フラッシュメモリで動作するシンクライアント用のマシーンだったりする。
内蔵フラッシュメモリだけでは役に立たないので、普通の2.5インチハードディスクを突っ込んで使っている。
無線LAN内蔵でお手軽&メモリを1.5GBまで増設しているのであまりストレスがなく動作してくれる、お茶の間マシーン。
以上、とにかく沢山のパソコンが棚卸できたわけだが、実はこれだけではなくまだまだ沢山隠れているとの情報が(^^;)。
発見し次第順次報告していくのでよろしく。