ThinkPad X20のキーボードを交換してみよう!!
手持ちのIBMノート部隊
IBMといえばやはりノートパソコンであり、ThinkPadが代表選手(現在は諸般の事情でRENOVOブランドだけど)。
- やっぱりキーボードのタッチが最高
- 黒いボディが最高(重いけど)
- 堅牢でありかつ質実剛健といった印象
手持ちのIBM製ノートパソコンは以下の通り。
- ThinkPad 560(Pentium133) → 実家から、かっぱらってきた(^^;)。現在休眠中
- ThinkPad X20(Type2662-34J、PentiumIII 600MHz) → インドネシア出張のために購入したといっても過言ではない(^^;)。珍しく真面目に金を出して買ったマシン
- ThinkPad X24(Type2662-F5J、Pentuum-M 1.06GHz) → ハードオフでジャンク品として3,150円(税込み)で購入。持ち帰り電源投入したらBIOSパスワードロックが掛かっていて先に進めず → メモリスロットのそばのバックアップバッテリー(コイン電池)を外したら見事BIOSパスワード消失(^^;)。その後は普通に使えていて、近年にないくらいラッキーな買い物だった(^^;)
かなりの疲労感
で、ThinkPad X20なのだが、度重なるインドネシア出張+社内引き回し+家庭で酷使とあいまって、キーボード周りがボロボロに。
- トラックポイントの左ボタンのヘタリが激しく、クリック感がまるでなくなってしまった
- 各種キーのテカリが目立つ
- キーの文字消えが目立つ
以上、ThinkPadであれば必ず辿る道ではある。が、IBMさん(現RENOVOさん)、ここらへんはもっと丈夫に作って欲しいんですが。例えばキーの文字はもっと耐久性の高い印刷にするとか。
下の画像が酷使されまくったThinkPad X20さん。
下の画像がキーボード部分。使用感・疲労感ありあり。
キーボード部分を更に拡大。キー文字の掠れが判るかな?
捜索の果て
ということで、あまりにも不憫なThinkPad X20さんを復活させるべく、キーボードの交換を決行することに。しかし新品のキーボードだと10,000円近くもするし中古品で程度の良いやつを探すことに。
色々と探し回った結果、「PCSELECT」にて中古のキーボードを2,800円(送料別)で購入。商品到着後速攻で内容を確認したが、思ったよりも程度が良くラッキー。
交換作業開始
ThinkPad X20さんの場合、割と簡単にバラせるので特に注意することもない。が、IBMのウェブサイトにキーボードの交換方法が詳しく載っているので印刷でもして作業を進めてくらはい。
- まずは本体を裏返しにして、ネジを4個外す。外すべきネジには印があるので判りやすいかも。
- ネジを4個外したら、バッテリパックを取り外して真ん中にあるトラックポイントのボタン部分を裏からぐいっと押す
- そうするとトラックポイントのボタン部分が持ち上がるので、そのまま上にゆっくりと引き上げるとキーボード部分がガバッと外れる
- 下の画像の上の部分が、外れたキーボード部分
- キーボードコネクタをゆっくりと上に持ち上げると、フィルムケーブルが外れる。これでキーボードが完全に取り外せる
- あとは、今までと逆の手順で新しいキーボードを取り付けるだけ
最終結果として
下の画像にあるように、多少のテカリはあるものの、まるで新品のような雰囲気でThinkPad X20さんが復活(^^)。
ついでにトラックポイントのキャップも「ソフト・リム」に変更。これで無敵状態。
もっとばしばし使ってやっかと思いましたとさ。