生刀削麺 つるり
埼玉県さいたま市中央区上峰3-6-17
一年に一回くらい食べに行っていた大宮バイパス沿い、浦和西警察のそばにあるラーメン屋「ばんだい」が閉店してしまった...店名のとおり最初は会津ラーメンを売りにしていたけど、途中からニューウェーブみたいな感じになって、味はぼちぼちだったのだが。
が、跡地にいつの間にかまたラーメン屋が入ったっぽい。
で、大雪がざんざかと降りまくっている週末の午前中、スタッドレスタイヤを装着した俺様のGAIAさんを駆って奥様と突撃してみた。
店名は「つるり」という名前であり、これだけだと何となくうどん屋か?と思ったりもするが、入口左右の幟に「生刀削麺」とあるのでうどん屋ではないかも...しかし、「生」ってどういう意味だ?
ついでだが、店の前には車が何台か置ける駐車場があるが、入口が非常に狭くて、停めるのは結構厄介だったりする...運転には細心の注意を払うように。
新規開店ということもあり花輪が何本も立っているが、送り主を見るとびっくり...あの「蝶野」とか「曙」とか、プロレス業界の有名人がたくさん...どういう関係やねん?
...意を決して店内に突入してみると、白と黒を基調としたモダンな感じの店内...「ばんだい」は小上がりとかもありいかにも食堂という感じだったが、こりゃオサレかも。
ちなみに店内にはカウンターとテーブルが四卓程度配置されている。
券売機の前で何を食べるかとちと思案...結局俺様はネギチャーシュー刀削麺を、そして奥様はつるり風担々刀削麺+パクチー大盛りをチョイス...奥様はパクチーが大好き(^^;)。
テーブルに着席し、食券を店のおねーさんに渡して、ついでに開店記念で無料のつるり餃子(3本)を頼んでしばし待つ。
ここで、カウンターから厨房の中を見ていたら、厨房の端っこで衝撃的な光景が...なんと、ロボットっぽいやつがシュッシュッと麺を削っている...。
刀削麺というのは「小麦粉を水で練った生地の塊を持って(あるいは頭の上に乗せ)湯の沸いた鍋の前に立ち、くの字型に曲がった包丁を用いて生地を麺状に削り落として直接鍋の中に入れ、茹でて作る。」(Wikiより)のであり、普通は当然人間がやるはずなのだが、これをロボットがやっている...びっくり...上手く表現できないので実際に観ることをお勧め(^^;)。
ということで、まずはつるり餃子の登場...最初から味が付いていてで醤油とか不要とのことなので、一口ぱくり...普通の餃子(^^;)。
次に運ばれてきたのは、奥様が注文したつるり風担々刀削麺+パクチー大盛り。
...パクチーが全然大盛りじゃないような気が...ちと残念...でもまぁどさっと麺の上に乗っけて食べると、あまり辛くもなくちょうどいい感じの担々麺。
最後に俺様が注文したネギチャーシュー刀削麺のお目見え。
気持ち程度にパクチーが乗っているが、思いっ切りかき混ぜて麺をすすると、刀削麺ならではのぷるぷるした食感が気持ち良い感じ。
スープはあまりコクがないが、黒酢をどばっと入れて食べるとこれまた良いかも。
ということで、雪がざんざん降り注ぐ中で食べた刀削麺、何となく汗もかいたけど値段を考えると及第点か?ま、まだ味が落ち着いていないかも知れないのでしばらくしたらまた再訪してみたい。
...しかし、この店とあのプロレスラー連中との関係は何なんだろうか?いつか訊いてみたいと思った俺様でしたとさ。