宇都宮を堪能してみよう!!
久し振りのイベント
俺様が東北地方で学生をやっていた頃、所属していたサークルは...「男声合唱団」なるもの(^^;)...「男性」ではなく「男声」なのでそこんとこよろしく。
で、その時の同期メンバーはちょうど12人=1ダースだったので、「ワンダース会」と勝手に名前を付けて遊んでいた。
卒業後も年に一回程度「合宿」と称して主に東北地方を中心に旅行したり呑んだりしていたのだが、俺様は遠隔地にいるということもありあまり参加していなかった。
ところが、2010年の夏、恒例の「合宿」を東北地方ではなく宇都宮でやるという連絡を受けた俺様、たまには顔を出してみっかと思ったのが運の尽き(^^;)。
ということで、近いようでほとんど行ったことが無い宇都宮...その神秘のベールをはがすべく、のこのこと出掛けた俺様であった。
ちなみに、合宿の内容は以下のとおり。
- 益子の酒蔵見学
- 益子焼体験
- 宇都宮餃子食いまくり
- 居酒屋で飲みまくり
宇都宮駅周辺
土曜日の午後、大宮から宇都宮まで新幹線で乗り付け、東口に降り立った俺様...思ったより田舎かも(^^;)。
東口は西口より開発?が遅かったようで、まだまだ発展途上といった感じか?
さすが餃子の本場といった感じでいくつか餃子屋が並んでいる...宇都宮みんみんとか宇都宮餃子館とか。

ナンバーワンの人気を誇る「宇都宮みんみん」。

新興勢力?である「宇都宮餃子館」。

宇都宮餃子館のキャラであるスタミナ健太くん。
ところで、ここになぜか二宮尊徳というか金次郎さんの像っぽいやつがあるのだが、顔がどうみても大仏さんかも(^^;)...だれだよ、こんな顔にしたのは?

よくある像...ではなかったかも。
酒蔵見学
合宿のスタートは益子にある酒蔵から...この界隈ではかなり有名という外池(とのいけ)酒造に突撃。
ある程度人数がまとまっているため、ガイドのおじさん付きで見学開始。

観光名所としても有名という外池酒造。

仕込み水が飲めるのだが、おあずけ。

親切なおじさんがガイドをしてくれる。

神様というか杉玉がぶら下がっている。
このガイドのおじさんが、酒の仕込みから面白おかしく解説してくれるので全然飽きずに見学ができた。
普段呑み慣れている?酒だけど、実際の酒造りの現場なんか見る機会はそうそうないのでデジカメで撮影しまくり(^^;)。

酒?が入っているタンク。

創業72年であり、老舗と言えるかも。

燦爛と言う名前の樽酒。中身が入っている?

ガイドのおじさんのマシンガントーク炸裂。

昔の酒造りの工程図。基本はあまり変わっていないかも。

精米で使う機械。名前は忘れた(^^;)。
酒を紹介しているスペースでは、とにかくたくさんの種類の酒が展示されている。

品評会でゲットした賞状とかがずらりと並べられている。

大吟醸のボトル。飲んでみてぇ(^^;)。

杜氏は南部杜氏だった。頑張ってください。
庭をぶらついてみると、酒の仕込み水があったので飲んでみた...普通の水(^^;)。

手入れが行き届いている庭園。

普通の味がした仕込み水。
次に酒蔵のショップに突撃...とにかく色々な種類の酒がある。
ちょいとお金を払って試飲もできるので、どぶろくとかを味見。

試飲コーナー。どれも美味かった。

磨く前と磨いた後の山田錦...真ん丸。

きき酒セット...もっとたくさん飲みたいんだが(^^;)。

どぶろく。非常に濃厚な味わい。

お約束だが地方発送も可能だったりする。
最後に集合写真をぱちりと撮って見学終了...お疲れさん。

まだ昼前なんだけど、いい気持ちかも(^^;)。
陶芸体験
お次は、本日のメインイベントでもある陶芸体験...ということで、益子最大の窯元という「つかもと」へ車で移動。
ちょうど昼時になったので、だだっ広い食堂で釜めし定食を食べる...観光客はあまりいなかった。
この「つかもと」は、信越線横川駅の「峠の釜めし」の容器を作っているということでかなり有名だが、この釜めし定食でもお約束で峠の釜めしっぽいやつが出てくる。
味はぼちぼちだが、何となく旅行に来ているという雰囲気が実感できる。

かなりの収容人数があると思われる食堂。

釜めし定食...ボリュームはかなりある。

テレビでも紹介されたっぽい。
食欲も満たされたので、次に陶器の展示場をぶらつく...とにかくたくさんの陶器、大きいのから小さいのまで、お高いやつから安いやつまで所狭しと陳列されている。

間違って割ったら...ガクブル(^^;)。

思い思いに手に取り、じっくりと眺めてみる。
食欲も満たされ、買物欲というか物欲?も満たされたので、最終目的である陶芸教室に突撃することに。

ここが陶芸教室の会場。

こちらでは絵付けと手ひねりが体験できる。
ここの陶芸教室は、ロクロ/手ひねり/絵付けの3種類にチャレンジできるのだが、ロクロは敷居が高いし絵付けはセンスがアレなので手ひねりをチョイス。
粘土とすりこぎが準備されているテーブルで、スタッフの簡単な説明を受けた後に思い思いに粘土をこねまくる。

粘土とすりこぎ。ここが俺様の主戦場。

無我の境地?で取り組んでいる面々。
コップとか湯呑とか皿とか茶碗とか、好きな形で作ることができるのだが、俺様は中が2つに分かれた皿を作ってみた。
思ったより形を整えるのが難しく、少々不格好な感じだが取り敢えず完成。

俺様の力作である皿...色はどうしようか?

非常にお洒落な皿。各人のセンスが光る。

出来上がった作品を撮影。どれが一番なのか?
あとは釉(うわぐすり)の色を選んでお終い。
あとでちょっとスタッフが形を整えてから乾燥させ、釉を塗って焼きあげ、発送するまで約1ヶ月程度かかるとのことなので気長に待つべし。
最後に陶器の製造工程を見学することに...最新鋭の窯やレトロな登窯とか色々見て回った。

色々な種類の陶器が所狭しと並べられている。

最新鋭?というかいまどきの窯。

古式ゆかしき登窯の説明書き。

登窯を見学中...かなり大掛かりだったりする。

登窯の中で焼かれた陶器がぎっしり。
お約束で峠の釜めしの容器を作っているところもばっちりと見ることができた。

自動的に搬送されてゆく釜めしの容器。

一目でそれと分かるデザインというか形。
餃子の洗礼
益子を離れ、再度宇都宮市内に突入...で、二荒山神社を見物。

由緒正しい神社らしいけど、全然存在を知らんかった(^^;)。
これからディナータイムということで、やはり餃子を食べずにはいられない。
とにかくたくさんの餃子の店があるのだが、いちいち移動するのも面倒なので、市内にある餃子のテーマパークである「来らっせ(きらっせ)」に突撃...しかし、この「来らっせ」という名称だが、「こらっせ」・「くらっせ」とか色々な呼び方ができるのは、ちとまずいんでは?かくいう俺様も「こらっせ」だと思っていたのだが。
「来らっせ」は、メガドンキの地下にあるのでまずはメガドンキに突撃してみたのだが、やはり栃木ということで関東栃木レモン関連のアイテムがあったのは、これまたお約束。

レモンざるうどん?これまた面妖な(^^;)。

あまり、というかかなり試してみたくない雰囲気が。
エスカレーターでメガドンキの地下に移動すると、そこには「来らっせ」が待ち受けていた...餃子像というか女神ヴィーナスもお出迎え。

日替わり店舗ゾーンの入り口。

ふくよかな?ヴィーナスの像がお出迎え。
この「来らっせ」は、常設店舗ゾーンと日替わり店舗ゾーンがあり、有名店というか人気店?が常設店舗ゾーンに5店舗展開している。店名は以下のとおり。

常設店舗ゾーンにある店名...どれもこれも有名かも。

常設店舗ゾーンの入り口。
日替わり店舗ゾーンは、毎日8店舗が入れ替わり立ち代わり出入りするというかなりカオスな状態かも。

とにかくたくさんの店が出入りする。

「来らっせ」の由来を説明している看板。
ま、最初は無難に常設店舗ゾーンで食ってみっかということで、突入してテーブルに着席。
それぞれ好きな店のレジで餃子とかアルコール類を注文し、届けてもらうというスタイル。
各店舗ともメニューが多彩であり、餃子も焼き・揚げ・茹でと調理方法が色々...適当に頼んでみる。

宇都宮みんみんのメニュー。どれを食べようか?

店内はオープンであり、調理工程が丸見え。

好きな店で好きな餃子を注文。

店員も目が回るような忙しさかも。
少し経ってから、テーブルに次々に置かれた餃子の皿の群れ(^^;)...バリエーション豊かかも。
早速一口食べてみると...んまーい!焼き立てで熱々、皮は外がパリパリ、中がもっちりで、餃子の餡もとろけるように美味い。
野菜が多めのやつとか肉が多めのやつとか、どれもこれもジューシーで美味いかも...中でも俺様的には幸楽の餃子が特に美味しく感じた。

幸楽のノーマルな餃子。

めんめんの見事な羽根つき餃子。

宇都宮の名物?みんみんの餃子。

龍門のパリッとした餃子。
餃子になくてはならないのは、やっぱりビールしかない!ということで、生ビールや地ビール?である「餃子浪漫」をぐいぐい飲みまくる。

ビール、カクテル、酎ハイ...会話が弾む。

餃子によく合う、餃子のためのビール。

多分(^^;)、さつきの餃子。

ひたすら餃子を食いまくる面々。
取り敢えずは全ての店の餃子を注文し、2周目からは特に気に入った店の餃子を集中して頼んでみる...俺様はやはり幸楽の餃子をオーダーした。
焼き餃子だけではなく水餃子や揚げ餃子、茹で餃子とかも頼んでみた。

餃子の到着を待つ番号札。

龍門のシソ入り餃子。ちょっとしたアクセント。

リピートオーダーした幸楽の餃子。

あちこちから手が伸びてきてあっという間に無くなる。

茹で餃子...皮のもちもち感が堪らない。

揚げ餃子...パリパリした食感がいい感じ。
餃子を死ぬほど食いまくり、ビールを死ぬほど飲みまくりで腹の皮が弾けそうになった俺様、お次はショッピングだ!
「来らっせ」の横には売店があり、冷凍餃子とか餃子関連の食品とかグッズがたくさん売られている...俺様はしっかりと幸楽とみんみんの冷凍餃子をゲットした。

冷凍餃子はちゃんと保冷も可能だったりする。
まだまだ続くよ延々と
...それでは、本格的に飲みに突入...ということで、予約していた居酒屋へ出陣。
途中で孤高の餃子屋?正嗣とかを見掛けたが、行列を形成していた...協同組合宇都宮餃子会に加盟せず、我が道を行くその姿勢にはファンも多いっぽい。

地元民に絶大な人気を誇る正嗣。

猿頭?鼈?へび?かなり危険かも(^^;)。
ということで、目的の居酒屋に到着し飲めや食えやの大騒ぎとなったのは言うまでもない...本当に久し振りに旧交を温めることができて非常に満足かも。
参加した面子の大半がそのまま宇都宮に泊まり、翌日も遊ぶということだったが俺様は新幹線で帰宅。
次回は是非とも朝まで飲み明かしたいもんだと思いましたとさ。

まだ明るいうちから店内に突入。

焼酎はこれで決まり!

山盛りの刺身。種類も豊富で非常に美味かった。

おしんこ。こういうのがやっぱりほっとする。

豆腐サラダ...野菜をもっと食べましょう。

店員さんに撮影を頼んで、はいチーズ。
後日談
楽しかった合宿から約一ヶ月が経過し、忘れていた頃につかもとで仕込んだ作品が到着。
恐る恐る開けてみると...そこには素晴らしい作品が(^^;)...形と言い、色と言い最高の仕上がり?と自画自賛かも。

つかもとから届けられた謎の箱。

これもまた、益子焼なのだ!

実際に出来上がってみると非常に味わい深いかも。